BONES -骨は語る- シーズン10 Vol.6-9 感想

ブレナン第二子懐妊。
第6巻
第11話 見えないものの存在 The Psychic in the Soup
公園にある木の洞から液状化した死体が出現。発見者のパークレンジャーに疑いがかかるが、彼は関与を否認する。復顔により被害者は霊能者の女性と判明。彼女の同業者や牧師である父親が浮上する中、霊能者のアバロンが現れる。“誰か”からブースの力になるよう頼まれたと話す彼女に当惑する一同だったが……。
スイーツの30歳の誕生日、スイーツを思い出す仲間達。捜査の端々に現れるスイーツの亡霊に悩まされるオーブリー。被害者の女性ジャスティンと元パートナーのテイラーは霊能力者として詐欺を働いていた。ジャスティンは同性愛者、愛人が沢山いた。シンディ・ローパー演ずる霊能力者アバロン・ハルモニアも登場。彼女を本物と信じるアンジェラ以外は冷たい反応を見せる。
今回の助手はフエンテス君。落ち着きがなく大金を所持していたり、カミーユも気がかり。彼はキューバに薬を密輸していた。大金はキューバの税関に渡す賄賂だった。法律を犯した人間を雇う事は出来ないカミーユ、法律が間違っているというフエンテス、ブレナンもフエンテスに賛同する。証拠はなければ裁けない。薬はブレナンがブースのCIAの友達に頼んでキューバへ送ってしまう。アメリカの法もガバガバ、法律を守るFBIのブースも犯罪に加担。酷い話だ。
アバロンが来たのは、スイーツの車に隠された誕生日プレゼントを探す為。車の中のサムドライブに隠されていたデータ、それはブースとブレナンの事を書いた小説だった。クリスティンの空想のお友達バディ、もしかしたらスイーツ?見えないものと目先の出来事と。面白い話に仕上がっていた。「法律よりも私が偉い」と思い上がっているブレナンは不愉快だけれど、それが彼女がボーンズたる所でもあるから仕方ない。
第12話 書店に捨てられた教師 The Teacher in the Books
廃業した書店で女性の死体が見つかる。被害者は治安の悪い地域の高校に派遣されていた教師のミアと判明。ブースとオーブリーは勤務先の学校で校長と同僚の教師から話を聞く。するとミアが生徒たちから没収した物の中に殺人を意味するメモがあるのを発見。ブースはそれを書いた男子生徒から事情を聞くことにするが……。
出版社からツイッターを勧められて、あんな低俗なものと怒るブレナン。ツイッターをブレナンに勧める。ブース、ブレナンのような性格の人間があんなものを始めたら。やはりブースは馬鹿ッター候補生。
被害者はミア、治安の悪い場所で教師をしていた。全米教育フェロー(UTF)という恵まれない子供に教育を与える制度、ジュリアン検事も理事のひとり。恋人はミュージシャン、複数の女性と浮気していた。事件現場の本屋で自分の本が在庫一掃処分にされていたのに怒ったブレナン、ツイッターを始める。200ページの論文にリンクを貼って「簡潔な方が」とアンジェラはやんわりと言うが。フォロワーが10人しかいない、それをブースが煽る。助手ジェシカの勧めで自撮り写真をアップ、フォロワーが増えて喜ぶブレナン。だが何でも一番になりたいブレナン、すっかりツイートに夢中。何かやらかしそう(^^;
仕事に忠実だったミア、自分の利益しか考えなかった犯人。
第7巻
第13話 善人ベーカリー The Baker in the Bits
何者かに追われている男が鉱山へ逃げ込み、爆破に巻き込まれて死んでしまう。皮膚に残されたタトゥーから、被害者は受刑歴のあるコナーと判明。彼は元犯罪者の更生を支援するベーカリーで働いていた。一方バジリはイランにいる兄が病気になったと知り、危険を冒して帰国したいと考える。カミールは反対するが……。
リードとガルシアの会話に聞こえる部分が。オーブリーと被害者の恋人。刑務所帰りのブースは被害者に好意的。更生の支援をしているというパン屋の店主。更生していたはずの被害者は薬漬けだった。更生は難しい。善意を裏切る者もいる。本当に更生したい者も足を引っ張られる。前科者である事の弊害、バジリ君もそう。イランでは彼は罪人。でも病気の兄の為に戻る決意をする。処刑される危険を知りつつ、カムの心を知りつつ。
第14話 ミニゴルファー殺人事件 The Putter in the Rough
前頭骨の大部分が欠損した死体が見つかる。珍しい手術の痕から被害者はミニゴルフ選手のトロイと判明。ブースとブレナンはミニゴルフのトーナメント会場に行き、優勝候補だったトロイに大金を投資していた夫妻から話を聞く。そんな中、ブレナンに行き先を告げずに出かけていた父マックスが逮捕されたという連絡が入り……。
過熱するミニゴルフマニア。マネージャーの18歳の娘ダーラが36歳の被害者トロイに惚れた。共同経営者のトロイがミニゴルフに熱中し始めてから会社が傾きトロイの兄は激怒。だが遺体は特殊な弾丸で殺されていた。その弾丸の持ち主は・・
ウェンデルは恋人アンデイの大切な置き時計を壊してしまい、ホッジンズに助けを求める。修理費用が高額過ぎてウェンデルには払えないため。ホッジンズは同じ時計をネットで見つけ、中身をアンデイの時計と入れ替える事を思いつく。実は時計は以前から壊れていた。新しい人生の時を刻み始める二人。
ブレナンの父マックスが墓泥棒をして逮捕された。極悪人バーロウの墓を掘り返した。本人かどうか知りたかったという。それ以外にも何か隠しているマックスにブレナンが激怒。父の嘘に過敏に反応するのは父に捨てられた過去のせい。マックスが持ち帰ったのはブレナンが子供の頃になくした指輪。なくしたのではなくブレナンの寝ている部屋に忍び込み盗んだ。「いつでも娘を殺せる」とマックスを脅すため。娘を守るためにマックスは娘と別れて生きる決意をした。ブレナンの指輪はクリスティンのものとなった。大好きなおじいちゃんのプレゼントとして。
第8巻
第15話 砕かれたギャンブラー The Eye in the Sky
ブレナンの第二子懐妊が分かり、夫婦は大喜び。そんな中、産業用粉砕機から死体が見つかる。被害者は引越会社に勤める男で、闇ポーカーで大金を稼いだ直後に死んだと判明。ブースはその会場に潜入することにするが、彼の依存症を知るブレナンやオーブリーは反対する。一方ホッジンズは割れないビーカーの開発を思いつき……。
浮かれるブレナンとブース、アンジェラはすぐに妊娠だと気づく。被害者はギャンブラー、ブースはギャンブル会場に潜入捜査。依存症を知っているオーブリーは警告するがブースは聞かない。ギャンブル依存症再発の気配が感じられるブースを周囲は心配する。オーブリーの父は株で儲ける事が中毒になりネズミ講を始め破滅して失踪した。オーブリーは父と同じものをブースに感じて心配する。ブースは乗り切ったかに見えたが・・
ビーカーを壊しては給料から引かれるホッジンズ、ジェファソニアンを私用の実験を禁止されたホッジンズは自宅に車庫にラボを作り、割れないビーカーを発明しようとする。助手はウォレン、誰にでもタメ口、相変わらずの小型ブレナン。だが彼女の助言でホッジンズはビーカーを包む素材を発明する。
第16話 辛口グルメリポーターのマズい事情 The Big Beef at the Royal Diner
公園で男性の死体が見つかる。臓器移植の形跡から、被害者は大衆レストランを批評する人気番組のホスト、チリ・ルーベンと判明。死亡前に撮影された番組の映像を見ると、ブースたちがよく行く店、ロイヤルダイナーを酷評していたことが分かる。そこでシェフのフランキーが容疑者として浮上するが……。
オーブリーの大好きな番組の主役が被害者。容疑者はブレナン達の行きつけのロイヤルダイナーのフランキー。被害者のチリは店を良くいう代わりに3000ドル要求していた。チリのルビーのピアスが質屋で売られていた。事件は傲慢から起きた事故。
助手のエジソン君からバジリ君の無事を伝えられるカム。クリスティンに正しい骨の名称で歌を作ろうとするブレナンがおかしい。天才娘は喜んでいるが。ブースは高価なアクセサリーをブレナンに贈る。今の所ギャンブルで儲けているらしい。
第9巻
第17話 少女の下した判決 The Lost in the Found
行方不明中の女子高生の捜索が続いていた。そんな中、小川で少女の死体が発見される。鑑定の結果、彼女本人と判明。遺体には骨折痕があり、虐待が疑われるが両親は否認。法定強姦罪の前歴がある男も浮上する中、寄宿学校の寮からモリーの日記が見つかり、彼女が学校でいじめを受けていた事実が露見する。
デイジーとアンジェラとヨガに行ったブレナン。先生はデイジーの連絡先を聞く。被害者のモリーは虐待された痕跡があったが、それは小児肥満の影響だった。両親は虐待と言われて逆上する。殺されたモリーはイジメを受けていた。イジメていたのは優等生。優等生は薬漬け、売人はモリーのヌードと撮ってネットにバラまいていた。優秀だからこその孤独、くだらない同級生の話には興味が持てず、両親の期待にそえない事も誰にも言えず。その先にあったのはせめて抵抗の自殺。だがイジメた奴らは反省などしないだろう。
トレーナーのジェイクにデートに誘われたデイジーは舞い上がり、スイーツへの罪悪感で混乱している。妊娠の日数を6ヶ月だと認めるブレナン。
第18話 48時間の真実 The Verdict in the Victims
連続殺人犯として逮捕されたアレックス・ロックウェルの死刑が2日後に迫り、証拠を見直すブレナン。すると冤罪の可能性が浮上する。だがアレックスが犯人ではないという決定的証拠が見つからない限り、死刑は予定通り執行されてしまう。ブレナンは被害者たちの遺体を再調査して真犯人を突き止めることに……。
パン屋の事件の続き。やはり偽善者だった。死刑執行まで1時間切ったがブレナン達は証拠を探し続ける。判事は自分のキャリアの為に死刑を執行したがるが、土壇場で凶器を発見。
アンジェラはパリに住みたがる。ホッジンズもそれに賛成する。という事は彼らがレギュラーからいなくなるという事。
CAST
テンペランス・ブレナン 法人類学者 エミリー・デシャネル 湯屋敦子
シーリー・ブース 捜査官 デヴィッド・ボレアナズ 木下浩之
アンジェラ・モンテネグロ ミカエラ・コンリン 北西純子
ザック・アディ エリック・ミレガン 青木誠
ジャック・ホッジンズ 博士 T・J・サイン 鈴木正和
カミール・サローヤン 博士 タマラ・テイラー 高橋理恵子
ランス・スイーツ 博士 ジョン・フランシス・デイリー 近藤隆
キャロリン・ジュリアン 検事 パトリシア・ベルチャー 磯辺万沙子
デイジー・ウィック 助手 Carla Gallo 斉藤梨絵
ウェンデル・ブレイ 助手 Michael Grant Terry 真仲恵吾
クラーク・エジソン 助手 ユージン・バード 利根健太朗
コリン・フィッシャー 助手 ジョエル・ムーア 落合弘治
アラスト・バジリ 助手 ペジ・ヴァーダト
フィン・アバーナシー 助手 ルーク・クラインタンク
ジェームス・ オーブリー 捜査官 ジョン・ボイド 森久保祥太郎
マシュー・ブレナン 父親 ライアン・オニール ふくまつ進紗→小山武宏

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