クリミナル・マインド FBI行動分析課 season10 第16話 感想

閉ざされた刑務所、看守も囚人も敵。ホッチ役のトーマス・ギブソン監督回。
第16話 ロックダウン Lockdown
公式HPよりあらすじ
テキサスの民営刑務所で相次いで看守が殺害される。犯人は受刑者か、刑務官か、その両方か。施設の監視システムは不十分な上、受刑者たちは何か知っているようだが口を閉ざす。捜査が進まない中、今度は受刑者が被害に遭う。やがて、最初の事件直前に特別待遇の受刑者デヴォン・ホワイトが消えていたことが判明。また、殺された刑務官同士の金のやり取りから、刑務所内のファイト・クラブの存在が明らかになり……。
閉ざされた刑務所、看守も囚人も敵。
看守にも悪人はおり、囚人にも善の心を持つ者がいる。合法という抜け道で犯罪者にならないだけの悪人もいれば、人よりも熱い正義感を持ったがために犯罪者にされてしまった者もいる。割り切れない世界。その縮図がここ。
最初に黒幕を見抜けなかった時点で、チームの危機は始まっていた。
人為的に隔離された刑務所の一角。閉じ込められるのがモーガンとキャラハン、LGBTとか色々五月蝿い中で、人種と性別の象徴的な配置なのだろうけれど。黒幕に操られた囚人は狂気に満ちてリンチにしようと舌なめずり。だが、勇気ある囚人の行動が二人を救う。
日本のことわざで言えば、地獄に仏か。
ホッチ役のトーマス・ギブソン監督回。前シリーズのホッチの亡き妻との話も良かったけれど、それとはまったく異なる内容。シリアルキラーの精神的に来る流れよりも、刑事物的なアクション&サスペンス風味かな。いつもよりもハードな印象。

Criminal Minds
アーロン・ホッチナー /トーマス・ギブソン 森田順平
デヴィッド・ロッシ /ジョー・マンテーニャ 小川真司→菅生隆之
デレク・モーガン /シェマー・ムーア 咲野俊介
Dr.スペンサー・リード /マシュー・グレイ・ギュブラー 森久保祥太郎
ジェニファー・ジャロウ(JJ)/A・J・クック 園崎未恵
ペネロープ・ガルシア /カーステン・ヴァングスネス 斉藤貴美子
ケイト・キャラハン /ジェニファー・ラヴ・ヒューイット 小松由佳
アレックス・ブレイク /ジーン・トリプルホーン 安藤麻吹
エリン・ストラウス /ジェイン・アトキンソン 野沢由香里
エミリー・プレンティス /パジェット・ブリュースター 深見梨加
ウィリアム・ラモンテーン・ジュニア /ジョシュ・スチュワート 加瀬康之
エリザベス“ベス”クレモンズ /ベラミー・ヤング
ケヴィン・リンチ /ニコラス・ブレンドン 鳥海勝美
アシュレイ・シーヴァー /レイチェル・ニコルズ 竹田まどか
ジョーダン・トッド /ミータ・ゴールディング 林真里花
エル・グリーナウェイ /ローラ・グラウディーニ 山像かおり
ジェイソン・ギデオン /マンディ・パティンキン 有本欽隆
マテオ”マット”クルーズ /イーサイ・モラレス 金光宣明

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