箱根翡翠の露天風呂と彫刻の森

先日の箱根への旅、覚え書きの代わりに・・・・

来るのは久方ぶりなのに、箱根駅伝を毎年みているせいか、何故か良く知っている気がしてくる道。

箱根彫刻の森美術館に寄りました。

丁度お昼時だったので、館内のダイニングへ。

目にも美味しい景色が広がるお店です。

シーフードのクリームパスタ
シーフードがメインですが、キノコも沢山。海の幸と山の幸の両方が楽しめるパスタでした。

彫刻の森サンドウィッチ
箱根ベーカリーのパンに自家製ベーコン、箱根山麓のトマト、チェダーチーズを挟んだ地元素材満載のクラブハウスサンド。

トリプルベリーのフレンチトースト
箱根ベーカリー直送のフランスパンを、豆乳ときび砂糖ベースの卵液に一晩浸したフレンチトースト。

沢山の箱を自由の積み上げて遊べるようになっています。

元ネタは勿論ピカソ館です。

広大な敷地内に点在する作品の数々。

箱根という場所のせいか、使徒のようにも見えますが、岡本太郎の作品。

高村光太郎の作品。十和田湖の像と同じものでしょうか。あの「智恵子抄」妻の智恵子の姿を写したと言われる。彼の詩が好きで、「三畳あれば・・」の詩にうたわれた花巻市の疎開先の小屋も見に行きました。芸術家の魂の奔放さと純粋がせめぎ合い、巻き込まれたひとつの魂が壊れていった・・そんな愛の物語が好きでした。

巨大な迷路もあります。

お宿に到着。

珈琲をいただきながら、チェックインの手続きを。ロータスのカラメルビスケット。オリジナルと称する厚焼きの方。

広々としたお部屋です。

奥が寝室。仕切りを閉めてしまえば、落ち着いた空間になります。

緑と山を眺めながらくつろげるテラス。

奥に扉が・・・

開けてみると露天風呂が・・・・露店風呂付のお部屋なのです。テラスに出なくても中からでも入れます。

あとでゆっくりと入りましょう。

まずは大浴場へ・・・

中庭を眺めながら。外国人にも喜ばれそうな和の雰囲気です。

この奥が大浴場。ここで履物を脱いであがります。

休憩室。新聞などの他に、写真集やアート系の本も置いてあります。

ガラスを多用したお食事処、いち遊。

食前酒代わりに「すず音」。最近人気の発砲清酒。甘くて爽やかな口当たり。

箸染
水無月豆腐 雲丹 キャビア 柚子 美味出汁
鮑 無花果 陸蓮根 二十日大根 胡麻酢味噌

椀盛
清汁仕立 うすい豆腐 海老 百合根 新蓮根 炙り干子 蓴菜 白木耳 木の芽

造り
旬の白身魚 鮪 細魚 あしらい一式

焚合替
穴子柳川風鍋 新牛蒡 独活 蕗 三つ葉 玉子 粉山椒

お酒は冷やで・・・・


お盆の上に沢山載せた中から、好きな御猪口を選ばせてくれるのです。

窓の外には鴨が・・・・

焼物
鱸油焼 牛肉黄金焼 トマト酢卸し 五三竹 蕗味噌 山桃 蓼酢

強肴
丸茄子煎出し 鱧あがれ揚げ 沢蟹 甘長 紅卸し

御飯 枝豆ご飯
止椀 赤出汁 薄揚げ 茗荷 三つ葉 粉山椒
香の物 三種盛り

水菓子
琵琶 桜桃 一寸豆 季節の水菓子 ミント

ラウンジで飽食の身体をしばし休め・・・・お部屋に戻って就寝。

朝一番で露天風呂へ。露店風呂の良い所は湯気で苦しくならない所。山の空気と共に、鶯らしき鳴き声も。嗚呼、至福。

朝食は昨夜と同じ場所。

水の瓶の内側にはラジウムが塗ってあるので、水が柔らかくなるそうです。

フレッシュなジュースで目覚まし。

自家製のパンはどれも美味しそう。

果物にヨーグルト、バターにジャム。

卵料理はお好みで。私はオムレツ。

満ち足りた思いで、お宿を後に。また訪れたいものです。
東急ハーヴェストクラブVILLA箱根翡翠

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