(新)SCORPION/スコーピオン シーズン2 第1-3話 感想

天才でも人間、スリル感アップで面白い!!
第1話 帰ってきたスコーピオン Satellite of Love
国土安全保障省からスコーピオンに招集命令がかかる。復職を許された捜査官のガロはリハビリ中のウォルターを連れガレージへ向かうと、そこには新たな案件を待ち焦がれたメンバーたちの姿が。そして与えられたミッションとは、軌道を外れたロシアの原子力衛星がカリフォルニアに墜落するのを回避させよ、というものだった。
後遺症のめまいと右手のリハビリ中のウォルター。メリック長官との対立で辞職したケイブ復帰、ガレージにチームが招集された。だがペイジから「同僚のままでいましょう」宣言をされて書類を落とすウォルター。感情がないと割には反応はストレート。トビーとハッピーも微妙。
女性新長官と共に現れたケイブ、やる気満々。嘘か本当かアドリアナ・モリナ新長官はスコーピオンに期待しているという。ロシアの原子力燃料を積んだ衛星の墜落を阻止するミッション。だがミサイルの迎撃がは失敗、情報に間違いはあったのか?アドリアナは政府が真実を言わなかったのを突き止める。ロシアの衛星を撃墜しようとして失敗した尻拭いをスコーピオンにさせようとしていたのだ。
作戦はどれも失敗、最後の作戦として気球に乗ってウォルターとペイジが上空へ。アクシデントで装置が外へ。片手のきかないウォルターはパラシュートを落とし、気球に宙ぶらりん。何とか衛星の軌道は変更出来た。だが衛星の新しい起動上にウォルター達が。間一髪で二人でひとつのパラシュートで脱出。長官は自分の手柄にしてしまう。やはり食えない。
チームの為に同僚のままでいようと決める二人。でも心は理屈では割り切れない。
やっぱり面白い。素直になれずに理屈をこねまくるウォルターが楽しい。杉田さんいいね!
第2話 勇気の勲章 Cuba Libre
20年前にボスニアの大虐殺で両親を失い、ケイブに命を救われたというソニアが訪ねてくる。虐殺を指示した戦犯ゾリッチと23人の仲間を長年追い続け、ようやくキューバにいるという手がかりを見つけたたものの、国際警察は助けてくれない。そこでケイブに再び力になってほしいと会いに来たのだ。
ウォルターは交通違反で刑務所寸前、シルヴェスターはウォルターの姉メーガンにカードを贈ろうとしている。ハッピーに無視されて暇なトビーは茶々を入れる。スライ(シルヴェスターの愛称、スタローンもそう呼ばれてる)いつもの平和な(?)ガレージ。そこに急転直下。キューバで虐殺犯を捕まえる協力をしてくれとソニアという女性が現れる。20年前にケイブが助けた女性だった。アドリアナ・モリナ長官に談判にいく。国土安全保障省としては動けないというが、秘密裡にキューバの仲間の情報を教えてくれる。
小型飛行機から海に飛び降りてキューバに密入国。びしょ濡れで服が身体に張り付いたペイジを見るウォルターの目が嫌らしい。感情がないなんてやっぱり嘘w
ソニアは感情的になり、皆を危機に陥れる。ゾリッチは証拠の台帳のありかを言わない。庭のベラドンナの花から取ったスコポラミンで落ち着かせ、トビーが台帳は銀行の貸金庫なのを探り出す。だが薬が効き過ぎてソリッチは昏睡、チーム全員はお尋ね者に。それぞれが最大限に能力を発揮、銀行の電源を切って金庫に忍び込む。指紋認証に指代わりにアツアツのソーセージ!!
またまた間一髪で迎えの飛行機で脱出する。ソリッチは裁かれ、他の23名も逮捕される。手柄はまたモリア長官に独り占めされる。ソニアは憎しみから解放される。ウォルターは交通違反の罰則にゴミ拾いの奉仕活動をやらされる。ちょっとだけ自分も時には感情的になる事を認めたらしい。
第3話 決死の脱獄作戦 Fish Filet
ハリソン刑務所で刑務所長の情報屋として動いていた受刑者が殺害される。情報屋は日系ギャング「エタメ」の極秘の暗号メモをつかんだため殺されたらしい。そのメモには彼らが暗殺をもくろむ連邦判事3名の名前が記されていた。スコーピオンは暗記力に優れたシルヴェスターを受刑者として刑務所に送り込むことにする。
ウォルターは社会奉仕中。妙な男に付きまとわれる。シルヴェスターはメーガンに告白したいが出来ない。ハッピーは誰か男と電話、トビーは気になって仕方ない。ラルフは学校でイジメを受けている。ペイジはすぐに校長に話して相手の両親に注意してもらうと言うが、天才達はイジメにあった経験者ばかり。ペイジにそれは逆効果だと警告するが「親はアタシ」と聞く耳持たないペイジ。ペイジの頭の中では、先生は正義の味方しかいないらしい。だったらイジメなんて起きないっての!IQが低いだけではなくて、こういう所も頭の悪いペイジ。シングルマザーでダイナーのウェイトレスでは仕方ないか。天才少年ラルフは果敢にもひとりで解決しようとする。ペイジに1日待って欲しいと頼む。
判事暗殺の証拠を掴むため、刑務所に潜入する事になったシルヴェスター。歯に仕込んだ通信機が壊され、外部の皆と連絡が取れなくなり孤立状態に。一番野蛮からはほど遠い彼を刑務所に送り込むチームもどうかと思うが、記憶力が優れたシルヴェスターありきの計画。孤軍奮闘するシルヴェスター。暗号のマニュアルは見つけたものの、所長が病気で運ばれてしまう。シルヴェスターの味方はもう誰もいない。案の定、長官はシルヴェスターの命なんかどうでもいい、自分の手柄のためならチームの誰かが死んでも気にしない。ケイブは怒るがどうしようもない。後は自力で脱獄させるしかない。
社会奉仕で一方的にウォルターの友達になったレイの手引きでシルヴェスターに仮死状態になる薬をわたし、霊安室から救出する作戦を立てる。ケイブは保身のためにシルヴェスターを見捨てた長官にはっきりと「信用出来ない」と言い渡す。ラルフは三つの有名大学に10裁で合格、TVの取材を受けて有名人に。これでいじめられなくなるというのだが。でも小学校はやめないという。ウォルター達みたいになりたくないからと。ウォルターを見下し始めたラルフにはガッカリだ。きっとペイジに吹き込まれているのだろうな、彼らが人間としては欠陥品だと。
奇妙なシラサギダンスでメーガンに告白するシルヴェスター。シラサギは一生選んだ相手と添い遂げる鳥。もちろんOK。刑務所で過酷な体験をして、一皮むけた?
レイはこれからも絡んで来るらしい。
ウォルター・オブライエン
エリス・ガベル/Elyes Gabel 杉田智和 天才ハッカー
ペイジ・ディニーン
キャサリン・マクフィー/Katharine McPhee 小林沙苗 シングルマザー
ケイブ・ガロ
ロバート・パトリック/Robert Patrick 谷昌樹 国土安全保障省特別捜査官
トビー・カーティス
エディ・ケイ・トーマス/Eddie Kaye Thomas 福田賢二 天才行動心理学者
ハッピー・クイン
ジェイディン・ウォン/Jadyn Wong 田村聖子 機械工学の天才
シルヴェスター・ドッド
アリ・スティダム/Ari Stidham 原田晃 天才数学者、潔癖性で臆病
アドリアナ・モリナ
アラナ・デ・ラ・ガーザ/Alana De La Garza 平野夏那子 メリックの後任の長官

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