SCORPION/スコーピオン シーズン2 第10&11話 感想

メーガンの最期は近い。メーガンの気持ちを無視して強引な行動に出るウォルター。その時、シルヴェスターは・・
第10話 スパイは二度死ぬ US vs. UN vs. UK
イギリスの秘密情報機関(MI6)が国土安全保障省を通してスコーピオンに任務を依頼してくる。アフリカの子どもたちを紛争に巻き込んでいるアフリカ・ブリタンの駐米大使マダキー逮捕にスコーピオンは協力する事に。そんな中、ウォルターは姉メーガンの症状が悪化し、ついに……。
MI6のエージェントは「キングスマン」のパロディかな、面白い。
裁判所命令で強引にメイガンが嫌がる治療をさせるウォルター。「メーガンは病気で正常な判断が出来ない」として。彼女の意志を無視し、自分の考えを押し付けるウォルターにシルヴェスターは反抗したくても、法律を盾にしたウォルターにどうする事も出来ない。
MI6に副長官が騙されてチームが危機に。いつもながら行き当たりばったりで作戦を練る成り行きを楽しませてくれる。彼らを犠牲にしてまでMI6の上官が守りたかったものは・・あのキングスマン風エージェントも良い使い方。
レイ、今回はポーランド系という事で、偽通訳になったトビーを助けて大奮闘、本当に多才です。チームの欲しい所を埋めてくれる存在になってますね。
第11話 別れのメッセージ Arrivals & Departures
メーガンの症状が思わしくないため両親が病院へやって来る。スコーピオンのメンバーも集まる中、病院のカフェで異変が発生。厨房の男性が突然倒れ、メリオラ・アンフラクタという古いカビに感染したらしいことが判明する。強い繁殖力を持つ真菌で感染すれば数時間で死に至るため、病院は封鎖されることになる。
ウォルターと両親、特に父親とは上手くいっていない感。何でも理屈で決めつけてしまうウォルターに「頭が固い」という父親。その理屈では越えられない姉の死に直面して、IQ197だけでは乗り越えられない人生の悲劇と向き合う事をせずに、周囲を傷つけまくるウォルター。
苦しく痛い治療からメーガンを救い、安らかに最期を迎えさせるために、シルヴェスターが取った行動は、メーガンの夫となる事。彼女の一番身近な家族になれば、ウォルターの裁判所命令は効力を失う。ウォルターはまさかシルヴェスターがそれほど思い切った事をするとは思っても見ず(頭は良いが人の心には疎い。感情がないのではなく、人の気持ちが理解出来ないだけ)愕然とする。しかしシルヴェスター、以前の臆病な彼からは想像も出来ないほど成長、愛の力は凄い。
病院という閉鎖空間、バイオハザード。外で動けるのはケイブとラルフだけ。それも閉鎖された病院には入れない。カビに対抗出来るバクテリアを発見、なんとシルヴェスターの手にあった。普段から潔癖症だったおかげ。「僕はバクテリアマンだ!」とアメコミ好きのシルヴェスターは一瞬喜ぶ。
危機が去った後、更に哀しい別れがあった。メーガンが永眠。最期のつかの間の二人きりの時間、小型プラネタリウム、天井を見上げる。メーガンが星を見たがったから。一連の事件やメーガンの死を経て、父親もシルヴェスターを家族と認める。ウォルターも彼なりにメーガンを救おうとした事も。
レイは今回もお役立ちキャラ、通信講座で牧師の資格を取っていて、それでメーガンとシルヴェスターを結婚させた。ウォルターの友達のレイだが、彼はウォルターの計画を阻止する側についた。大切な人間の死が今の転落生活のきっかけとなったレイには、シルヴェスターの方が共感出来たのだろう。というかあまりにも独りよがりなウォルターに共感する方が難しいが。
ウォルター・オブライエン
エリス・ガベル/Elyes Gabel 杉田智和 天才ハッカー
ペイジ・ディニーン
キャサリン・マクフィー/Katharine McPhee 小林沙苗 シングルマザー
ケイブ・ガロ
ロバート・パトリック/Robert Patrick 谷昌樹 国土安全保障省特別捜査官
トビー・カーティス
エディ・ケイ・トーマス/Eddie Kaye Thomas 福田賢二 天才行動心理学者
ハッピー・クイン
ジェイディン・ウォン/Jadyn Wong 田村聖子 機械工学の天才
シルヴェスター・ドッド
アリ・スティダム/Ari Stidham 原田晃 天才数学者、潔癖性で臆病
アドリアナ・モリナ
アラナ・デ・ラ・ガーザ/Alana De La Garza 平野夏那子 メリックの後任の長官

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