映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊(IMAX・3D)」感想

Pirates of the Caribbean

ジャックのオネエ歩き、健在☆

IMAXでも特別仕様だったらしく、海の広さと深さが堪能出来る画面作り。こういう映画にはいいね。

無茶苦茶過ぎて、細かい所はどーでもいい類の映画。それでいいんです、その中で親子愛や大英帝国と海賊の闘争、ジャックを巡る様々な因縁を絡ませて、娯楽映画としては文句ない出来。これは映画館で見るのを前提の映画ですよ。TVだと画面にじっくりと集中出来ないし。雑用や野暮用で気が散ってしまう。集中して目の前の大海原で起きる出来事に一喜一憂したい映画です。

美術も衣装も凝りに凝っている。それも映画を見る楽しみの内。

ジャック・スパロウが生き延びて来られたのは、自身の悪運もあるだろうけれど、ギブス以下の手下が有能なせいもあると思うのですよね。教養はないし勉強という面では頭は悪いけれど、生き抜く機転においては抜群の才能を持っていると思うのですよ。

実は、このシリーズで一番の私的押しはギブスなのです。

ジャックに振り回されて散々な目にあうけれど、海賊の醍醐味を存分に堪能している風なのが。地味に活躍する、そう、時代劇で若様をお守りする家老みたいな感じで。最後の「キャプテン・ジャック・スパロウ!」と彼が叫んで、手下が一斉に注視する中、ジャックが気取って歩いて舵輪を握る時に感慨深い表情をするシーンが好き。ジョニデのジャックの集大成の表情。欲を言えば、船長帽をかぶせて欲しかったけれど。

若き日のジャックはアンソニー・デ・ラ・トーレが実際に演じたものにジョニデの表情をデジタル加工して生み出されたそうだけれど、サラザールのジャック憎しを裏付けるためのものとはいえ、膨大な映画の情報量の中では印象が薄かったです。というか、ジャック・スパロウはジャック・スパロウ。過去も現在も未来も「アレ」なんだという、無意識の納得があるのですよね。

バルボッサも単なる悪人で終わらなかったのが良かった。最後は父親として娘を護る事を選んだ、それも躊躇なく。最後まで海賊でいたいと願った男は、海賊狩りの男を倒して海賊のままで海に散っていった。娘が自分はミス・スミスではなく「ミス・バルボッサ」だという所に、自分を捨てた父を許し誇りに思っている気持ちが表れてましたね。

エリザベスとウィルのモチーフが、カリーナとウィルの息子ヘンリーにシフト。ブレントン・スウェイツもなかなかのイケメン。オーランド・ブルームの息子をやるのだから、これ位でないと。しかしターナー親子はそろって美人と結ばれて何より。というか女性の好みも親子だけに似てる?

カリーナに話しかけあぐねているヘンリーに、こっそりと日記を渡してきっかけを作ってやるジャックがいい。こういう所があるから憎めないのだよね、ジャック・スパロウ。

ジャックはエリザベスを今でも好きなのではないかな。呪いが解けてエリザベスとウィルが駆け寄ってしっかりと抱き合って喜ぶのを見ながら、微妙な顔してたしね。

ジャックおじさんのポール・マッカートニーは事前に知らねば分からなかったと思う、海賊メイクが濃すぎて。ほとんど一瞬だし、話題作りという役目は果たせたかなという感じかな。


最近のディズニー映画お得意のエンドロールの後の映像あり。エリザベスとウィルの眠る寝台に近づくうにょうにょする影、残されたフジツボ。呪いが解けたという事は、あの人の呪いも解けたという事かな。

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Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales

STAFF
監督 ヨアヒム・ローニング エスペン・サンドベリ
脚本 ジェフ・ナサンソン
原案 ジェフ・ナサンソン テリー・ロッシオ
製作 ジェリー・ブラッカイマー
製作総指揮 マイク・ステンソン チャド・オマン ジョー・カラッシオロ・Jr テリー・ロッシオ ブリガム・テイラー
音楽 ジェフ・ザネリ
撮影 ポール・キャメロン
編集 ロジャー・バートン リー・フォルソム=ボイド
製作会社 ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ ジェリー・ブラッカイマー・フィルムズ
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

CAST
ジャック・スパロウ ジョニー・デップ(平田広明)
サラザール ハビエル・バルデム(大塚明夫)
ヘンリー・ターナー ブレントン・スウェイツ(中川大志)
カリーナ・スミス カヤ・スコデラリオ(栗山千明)
ヘクター・バルボッサ ジェフリー・ラッシュ(壤晴彦)
ジョシャミー・ギブス ケヴィン・マクナリー(青森伸)
シャンサ ゴルシフテ・ファラハニ(浅野真澄)
スカーフィールド デヴィッド・ウェナム(小原雅人)
スクラム スティーヴン・グレアム(加瀬康之)
マルロイ アンガス・バーネット(石住昭彦)
クレンブル アダム・ブラウン(宮崎敦吉)
マーティ マーティン・クレバ(稲垣拓哉)
マートッグ ジャイルズ・ニュー(後藤敦)
ウィリアム・ターナー・ジュニア オーランド・ブルーム(平川大輔)
エリザベス・スワン キーラ・ナイトレイ
ジャックおじさん ポール・マッカートニー(内田直哉)


ジョニデの花、サラザールやバルボッサはじめ達者な役者揃いなのも見応えに貢献していますよね。良い役者だらけなのが実にいい。

吹替もお馴染みの面々は継続で嬉しい。そのうち吹替版も見たいです。サラザールの大塚明夫さんは脳内再生余裕wオーランド・ブルームは中村悠一より平川大輔の方が好き。好みの問題ですが、平川オーランドの方がしっくり来る場合が多いのです。ゆうきゃんはグリズリーさんも金さんも好きですがw


エンサイマーダ

スペイン王室御用達マヨルカのエンサイマーダをおやつに。マヨルカ島伝統のペイストリー。スペイン艦隊のサラザールにちなんで。

そういえば、ジャック・スパロウってラム酒だけで生きている感じがするw


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タグ:映画

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『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』 2017年7月1日 TOHOシネマズ日劇

『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』 を鑑賞しました。 これは盛り過ぎw 【ストーリー】  ヘンリー(ブレントン・スウェイツ)は、過去に伝説の海賊ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)と旅をした父のウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)の呪われた運命を、何とかしたいと考えていた。そこで海にまつわる伝説を調査したところ、呪いを解くには伝説の秘宝“ポセイドンの槍”が必要なことがわか...

2017.07.02 (Sun) 23:52 | 気ままな映画生活 -適当なコメントですが、よければどうぞ!-

劇場鑑賞「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」

私はあなたの、宝… 詳細レビューはφ(.. ) https://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201707010001/ パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊 オリジナル・サウンドトラック [ (オリジナル・サウンドトラック) ]価格:2700円(税込、送料無料) (2017/6/23時点)

2017.07.03 (Mon) 05:20 | 日々“是”精進! ver.F