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映画「トランスフォーマー/最後の騎士王[IMAX3D]」感想

☆もるがん☆

トランスフォーマー/最後の騎士王

最後の最後で頼りになる男&オートボットのタッグが熱い!!

設定ガーの人には色々と突っ込むべき箇所はあれど、次々と勃発する戦闘、襲い掛かる危機、そしてまた危機&戦闘のリピートの中ではどーでも良くなってしまうのがマイケル・ベイ。結局は戦い抜く胆力ですよ、それは淑女であっても。

せっかく買ったストロベリーレモネードを飲むのも忘れて、スクリーンから目が離せず、最後まで見てしまいました。それですよ、それ。それが娯楽映画というものですよ。その点では映画監督の役目としてはプライムといって良いマイケル・ベイ。

前作に引き続いてケイドが主役、自身がお尋ね者となった為に娘テッサとは離れての逃亡生活。サム・ウィトウィッキーからの主役交代は成功だったと思うのですよ。ただ「オートボットの最初のお友達」として逃げるしか能がないサム(今作でトランスフォーマーの秘密を守るウィトウィック騎士団の末裔として、サムは必然としてオートボットと巡り合った設定に後付けされたようですが)と比べて、ケイドにはオプティマスと同様に「守るべきもの」があり、共闘する理由があり、自らも戦いの中に身を投じるので、ストーリーが俄然作りやすくなったと思うのですよ。

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リーダーたるオプティマスの演説、これも実にいい。

惚れ惚れするという感想も解るwこういうシーンを格好良く作れるのもアメリカ映画の良い所。

母星を滅ぼしたという罪悪感を利用されて創造主クインテッサに洗脳されてしまったオプティマス。ネメシス・プライムと名乗って、地球を護ろうとするオートボットの前に現れる。彼の洗脳を解こうと身体を張るケイド。ケイドの作ったチャンス、そこに声を取り戻したバンブルビーの言葉がオプティマスに届いて洗脳が解けるという、このあたりの流れが実に好き。

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数々のトランスフォーマーや車や兵器も登場、マニアにはたまらない!!

個性的なトランスフォーマー達、覚えきれないけれどw

何気に新車になっていたりするのですが、ラストにオプティマスがトレーラートラックの姿で走るのが、個人的にはツボでした。それまではずっとオートボットのままでしたからね。嗚呼、オプティマスが帰って来たという安堵感というか。

大きな写真「トランスフォーマー/最後の騎士王」マーク・ウォールバーグ

テッサの代わりのような孤児イザベラとケイド、頭脳明晰でスタイル抜群美人なのに(だからかもw)男性が寄り付かないヴィヴィアンとケイド、この二組の関係もお約束的だけれど、安心設計なのがいいですね。こういう映画にはこれで良いのですよ。妙にこねくりまわされるより。ヴィヴィアンの女系家族たちのケイドへの反応が素直過ぎるのも楽しい。男は最後は筋肉ですねw

妙な物理学者だけ浮いている感があったのが気になりましたが。

人間は古来よりトランスフォーマーと密かに共存していた。その秘密を守って来たウィトウィック騎士団という設定が登場。舞台がイギリスだからの設定ですよね。やはり伝統のある国でないと嘘があまりにも嘘になってしまうし。

フォルガン伯爵のアンソニー・ホプキンスの存在感!!

彼だから荒唐無稽な騎士団設定に、リアリティを与えられたと思うのですよ。「C-3POの偽物」と揶揄された等身大のトランスフォーマー・コグマンとのやりとりも面白かったし。コグマンの普段は執事然としているのに突如キレる性格にも工夫が見られます。

シモンズもちゃんと絡んでくれたw

ちょこっとでも出て来てくれるとうれしいシモンズです。何かとても有能になっていますが、何をやっても何処かユーモラスなのが楽しい。仲良しのトランスフォーマーの友達(?)も出来たらしいし。

クインテッサ関連が説明不足なのですが、そこはそれ、アーサー王伝説とトランスフォーマーを合体させてしまった力技の前では、些細な事と流しておきましょうw英雄譚とファンタジーとSFを一度に見せてもらえたのに免じて。

夏休みの娯楽映画としては最高でした!!!!

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Transformers: The Last Knight

STAFF
監督 マイケル・ベイ
脚本 アート・マーカム マット・ホロウェイ ケン・ノーラン
原作 ハズブロ/『トランスフォーマー』
製作 ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ マイケル・ベイ ドン・マーフィ トム・デサント イアン・ブライス
製作総指揮 スティーヴン・スピルバーグ
音楽 スティーブ・ジャブロンスキー
撮影 ジョナサン・セラ
製作会社 ハズブロ ディ・ボナヴェンチュラ・ピクチャーズ
配給  パラマウント映画  東和ピクチャーズ

CAST
ケイド・イェーガー マーク・ウォールバーグ 土田大
イザベラ イザベラ・モナー 桜井日奈子
エドマンド・バートン(フォルガン伯爵) アンソニー・ホプキンス 池水通洋
ヴィヴィアン・ウェンブリー ローラ・ハドック 樋口あかり
サントス サンティアゴ・カブレラ
ウィリアム・レノックス ジョシュ・デュアメル 矢崎文也
シーモア・シモンズ ジョン・タトゥーロ チョー
マーリン スタンリー・トゥッチ 梅津秀行
アーサー王 リーアム・ギャリガン 遠藤大智
オプティマス・プライム 声 - ピーター・カレン 玄田哲章
ドリフト 声 - 渡辺謙  水内清光
クロスヘアーズ 声 - ジョン・ディマジオ 手塚秀彰
ハウンド 声 - ジョン・グッドマン 楠見尚己
ホィーリー 声 - トム・ケニー 落合弘治
ホット・ロッド 声 - オマール・シー 多田野曜平
メガトロン 声 - フランク・ウェルカー 中村浩太郎


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