「交響組曲エオルゼア」東京国際フォーラム

FANAL FANTASY XIV ORCHESTRA CONCERT 2017 -Eorzean Symphony-
指揮:栗田博文 Hirofumi Kurita
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団 Tokyo Philharmonic Orchestra
歴代のFINAL FANTASYをオーケストラアレンジしたコンサート「Distant Worlds」は有名ですが、これはFFXIV単独のコンサート。前代未聞だそうです。吉田直樹プロデューサーも「現役ですから」というように、現在進行形でユーザーが楽しんでいるゲームだという強みあるにしても凄い事です。いきなり東京国際フォーラム、2日間でのべ2万人ですから。

写真撮影OKのコーナーもありました。
司会がよしだあああああ!でお馴染みの吉田直樹氏、そして燕尾服のニ-ソにこだわるニー祖堅こと祖堅正慶サウンドディレクター。FF音楽の父、植松伸夫さんもゲストで登場。色々なFFの要素を取り入れているFF14、これは正しい選択です。植松さんの曲もアレンジされて沢山使われていますに、何よりもテーマソングも作曲しておられるのですから。

パンフレットも立派です。フルカラーでそれぞれの曲に解説というか吉田&祖堅ペアの暴露と愚痴と仲良し会話付き。
演奏曲は以下。
第1部 新生編
希望の都
静穏の森
極限を超えて
絢爛と破砕 クリスタルタワー:シルクスの塔
究極幻想
試練を超える力
白銀の凶鳥、飛翔せり
Answers
第2部 蒼天編
不吉なる前兆
彩られし山麓 高地ドラヴァニア:昼
逆襲の咆哮
Dragonsong
メビウス 機工城アレキサンダー:天動編
忘却の彼方 蛮神シヴァ討滅戦
英傑 ナイツ・オブ・ラウンド討滅戦
Heavensward
アンコール
そして世界へ
天から降りし力
AnswersとDragonsongはスーザン・キャロウェイさんの生歌でした。
耳慣れた曲も、こうしてオーケストラで聞くとまた違います。スターウォーズのコンサートあたりから定着してきた大型スクリーンがオーケストラの背後にあって映像が流れる形式でした。コンサートに慣れていない人でも退屈しないし、映像と組み合わされて見る側の世界も広がって新たな感動を呼ぶ良いやり方。

当たり前ですが、音楽っていいな・・・
息遣いが感じられる。人の息が吹きこまれたとたんに音が生じ、音楽が誕生するのを目撃しながら聴くという贅沢。そういえば息継ぎの事が話題になっていました。コンピュータで作る音楽だと息継ぎは関係ないので、実際に楽器で演奏する段になると大変な事になるとか。祖堅さんが「すみません」と謝っていました。コンサートが開幕するまで、色々と解決すべき問題が多々あったのだろうなと。でもその先にあったのが、この素晴らしいコンサートなのですから、スタッフおよび演奏者の皆さんの苦労は報われたでしょうか。

コンサート後は近くの「cafe 1894」へ。三菱一号館美術館の一角にあります。

レオナルド×ミケランジェロ展タイアップデザート、パラゴーネ。パラゴーネはイタリア語で対比の意味。右から左に流れるティラミスはレオナルドの鏡文字、もう一方の赤モモのソルベはミケランジェロの彫刻をイメージ。

何処かファンタジーな景色を見ながら帰途に・・・

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