NCIS ネイビー犯罪捜査班 season6 まとめ感想

シェパード局長の死後、後釜となったヴィンス。
ギブスのチームを解体。この転属には裏があった。NCISに内通者がいる。
それをあぶりだすために、ギブスの元に容疑者を送った。
一番怪しそうなのがスパイ?という単純な話ではなく。実は・・という展開。パーマーはともかく、ギブスは騙されない。リンガーは無罪だとギブスの直感は言っていた。数話に渡る捜査の中で、真犯人にたどり着いたギブス達。怪しそうな人物をばらまいてドラマを上手く盛り上げた脚本の良さ。
このシリーズが続いているのは、ギブス達の魅力もあるが、それを生かす脚本と演出の力も大きい。
「第4話 帰郷」ではギブスの父親ジャックも登場。
女好きの父親は母親の葬式の時も女を連れて来た。故郷での事件を通して、父と子は和解する。クリスマスに父に電話するギブス。ギブスと親しい人間はジェスロと呼び、父親だけがリロイと呼ぶ。
チームの面々はギブスの過去に興味津々。
地元の権力者の隠蔽、警察も金持ちの言いなり。ギブスの父は骨がある、さすがこの父にしてあの息子。金持ち息子はカネで取り巻きを引き連れて、若き日のギブスへ嫌がらせ。金持ち特有の傲慢、自分では手を汚さない、他人にやらせる手口。
ギブスがシャノンと出会ったのもこの町だった。
そして沢山のルールはシャノンと作ったものだった。
ギブスとヴィンスの信頼関係も面白い。
捜査方法の食い違い(主に立場の違いから来る)と駆け引きと。
後半はジヴァの恋人マイケル・リフキン絡みの展開。他の機関やモサドとの駆け引き、恋人を信じるジヴァと仲間の軋轢、トニーは結果的にリフキンを殺害。本人は正当防衛を主張するが、どうみても個人的な嫉妬で殺害したとしか思えない。リフキンがジヴァの父イーライの命令でジヴァを誘惑したかは不明。リフキンへの扱いが許せず、ジヴァはモサドに戻るが、最終回でテロリストに拉致されている様子が映って終了のクリフハンガー。
いつもながら事件とギブスと周囲の人間のプライベートとのバランスが良い。今回も長年の人気ドラマなのが納得の内容。
NCIS: Naval Criminal Investigative Service
リロイ・ジェスロ・ギブス / マーク・ハーモン 井上和彦
アンソニー・“トニー”・ディノッゾ / マイケル・ウェザリー 森宮隆
ティモシー・マクギー / ショーン・マーレイ 会一太郎
アビゲイル・“アビー”・シュート / ポーリー・ペレット 愛河里花
ドナルド・“ダッキー”・マ ラード / デヴィッド・マッカラム 納谷六朗→千田光男
ジヴァ・ダヴィード / コート・デ・パブロ 大津愛理
ジェニー・シェパード / ローレン・ホリー 野沢由香里
ジミー・パーマー / ブライアン・ディーツェン 玉木雅士
トバイアス・C・フォーネル / ジョー・スパーノ 後藤哲夫
マイク・フランクス / ミューズ・ワトソン 西村知道
ケイトリン・“ケイト”・トッド / サーシャ・アレクサンダー 斎藤恵理

fc2が不調の際はお手数ですがTB用ミラーブログをご利用下さい
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