映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー[IMAX3D・字幕]」感想

最強の上を行く最凶の敵!!!!
ラストなどのネタバレはしませんが、少しでも情報が入るのが嫌な方はスルーでお願いします。
これはIMAX3Dが正義の映画、崩壊した破片がびゅんびゅん目の前に飛んで来るし、殴られてスクリーンの奥の奥まで吹っ飛んでいったり。宇宙の惑星の戦闘など迫力が違います。
話としては、いつものマーベル。大味ではありますが、オールスターの豪華さと勢いで最後まで見せ場の連続。細かい所は気にせず、入れ替わり立ち代わり登場するヒーロー達を眺めているだけで楽しい。ファンなら何回見ても飽きないでしょう。
髭のキャップが渋い!!惚れなおした!!!
完全無欠のヒーローだった時よりもひと皮むけてさらに魅力的になりました。ソーに俺の真似して髭生やしたのか?みたいな事を言われて笑顔を見せるキャップがいいんです。圧倒的に不利な辛い戦いの中だからこそ、こういう短い会話が光るのですよねえ。これは他の面々も同じ事。スパイダーマンが重い場面で笑いを誘うのも良いアクセント。新しいアイアンマンと同じようなスーツを無邪気に喜ぶのも可愛い。
ヴィジョンとワンダの悲劇。
今回は許されぬ恋にも紅に染まるスカーレット・ウィッチが一番のヒロインの立ち位置。そこにブラック・ウィドウにワカンダの女戦士と、女子組もまた一段と強くなって華やかに。ヴィジョンはジャービスやトニー、ブルースなどが混ざり合って出来たという事ですが、元になった人もAIもロマンチックな性格だったようです。
アイアンマンとドクター・ストレンジの会話も楽しい。
上から目線同士、お互いやりにくそう。そこは達者な二人ですから、その微妙な空気感が実に面白いのですよ。戦闘してるカンバーバッチ、楽しそう。この二人の共演の映画があったら面白そうだなぁ。コメディで二人がコンビで、ちょっと間抜けな泥棒か何かで、警察にすぐに見つかって、逃げながら言い合いなんかするの・・こちらとは全然違う軽妙なやりとりが聞けそうで。
サノス、悪役ですが・・どういうわけか過度に情味あふれる描き方がされているのに「?」です。彼にも戦う理由があるという事なのでしょうが、やりすぎなような。だからみんなが頑張っても、どうも思ったほど盛り上がらないのですよね。絶体絶命なのに、悲惨なはずなのに。サノスより、偏見に凝り固まってヒーローを敵視して「逮捕しろ」とわめきまくる長官の方が、ずっと人が悪くて真正のヴィランですよ。
ガモーラとサノスの物語もあり。
スター・ロードはいつもながらの身勝手なトラブルメーカー。こいつが馬鹿やらなかったらあんな事には・・と思うと顔を見るのも不愉快だわ。まあ、クリス・プラットはそういう役が多いけれど、顔を見るのも・・といいながら「ジュラシック・ワールド/炎の王国」でまた顔を見ちゃうのだよね。ジェフ・ゴールドブラムが見られるからいいか。
ロキは・・うん、ロキだからきっと・・・・・
戦闘力的にはソーとスカーレット・ウィッチが群を抜いていて、後はそれなりに頑張っている感じかな。バナー博士、ソーの時はハルクで頑張っていたけれど、今回はどういうわけかハルクが出て来なくて、ハルクバスターで戦うのですが。バナー博士は理論の人だったのにいつの間にか色々なものの操縦も当たり前のようにこなすようになってました。マーク・ラファロ、緑色になれずに困惑する演技がいいです。ブラックパンサーはさすがにサノス軍には相性が悪そう。
かなりのクリフハンガーでの終了、ここまで風呂敷広げて、どうたたむのかなと思いはするけれど、あの技があるのを見てしまったから、もう何でもありでアレで全部解決してしまうと予想。だってこれから他のマーベル映画も出来るわけだしね。
ネタバレ解禁になったら、さらにつらつら書き足すかも。
Avengers: Infinity War
STAFF
監督 アンソニー・ルッソ ジョー・ルッソ
脚本 クリストファー・マルクス スティーヴン・マクフィーリー
原作 スタン・リー ジャック・カービー
製作 ケヴィン・ファイギ
音楽 アラン・シルヴェストリ
撮影 トレント・オパロック
製作会社 マーベル・スタジオ
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
CAST
トニー・スターク / アイアンマン ロバート・ダウニー・Jr 藤原啓治
ソー クリス・ヘムズワース 三宅健太
ブルース・バナー / ハルク 宮内敦士
スティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカ クリス・エヴァンス 中村悠一
ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ スカーレット・ヨハンソン 米倉涼子
ジェームズ・"ローディ"・ローズ / ウォーマシン ドン・チードル 目黒光祐
クリント・バートン / ホークアイ ジェレミー・レナー 宮迫博之
ヴィジョン ポール・ベタニー 加瀬康之
ワンダ・マキシモフ / スカーレット・ウィッチ エリザベス・オルセン 行成とあ
サム・ウィルソン / ファルコン アンソニー・マッキー 溝端淳平
ピーター・クイル / スター・ロード クリス・プラット 山寺宏一
グルート ヴィン・ディーゼル 遠藤憲一
ロケット ブラッドリー・クーパー 加藤浩次(極楽とんぼ)
ドラックス デイヴ・バウティスタ 楠見尚己
ガモーラ ゾーイ・サルダナ 朴ろ美
ネビュラ カレン・ギラン 森夏姫
マンティス ポム・クレメンティエフ 秋元才加
ロキ トム・ヒドルストン 平川大輔
スティーヴン・ストレンジ / ドクター・ストレンジ ベネディクト・カンバーバッチ 三上哲
ピーター・パーカー / スパイダーマン トム・ホランド 榎木淳弥
ティ・チャラ/ブラックパンサー チャドウィック・ボーズマン 田村真
ジェームズ・"バッキー"・バーンズ / ホワイト・ウルフ セバスチャン・スタン 白石充
スクールバスの運転手 スタン・リー
サノス ジョシュ・ブローリン 銀河万丈
入場特典はミニポスターでした。
平日の昼間だったのに、入場もパンフレットも凄い行列。さすが人気のマーベル。
アイアンマンがスパイダーマンの肩にちょんちょんとやってアベンジャーズ加入を認めるのは、王が騎士を任命する時に剣を肩にあてる儀式のアレですよね。
「フットルース」で盛り上がる二人のピーター。
バナー博士と「NO」と言い張るハルクの反省会ってどんなだろう。
グルートの"I am Groot."に"I am Steve Rogers."と答えるキャップがいい。お髭を生やしてもそのあたりの律儀さは変わっていないのね。

fc2が不調の際はお手数ですがTB用ミラーブログをご利用下さい
Comments 0
There are no comments yet.
Leave a reply
Trackbacks 1
Click to send a trackback(FC2 User)- この記事へのトラックバック
-
- 劇場鑑賞「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」
- 詳細レビューはφ(.. ) https://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201804270000/ Marvel(マーベル) Avengers: Infinity War(アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー) Team ポスター
- 2018.04.28 (Sat) 05:50 | 日々“是”精進! ver.F