(新)「dele(ディーリー)」第1話 感想

髭のないシリアスな山田孝之
チャラいけど憎めない菅田将暉
これだけで面白そうなのが確定のドラマ。
ゲストも多彩、大塚明夫さん久々の顔出し回もあるよ!
父親のDVから子供を救おうとして捕まった何でも屋・真柴祐太郎。彼を助けた弁護士・坂上舞。舞が祐太郎に紹介した仕事、それは弟の坂上圭司の会社「dele.LIFE(ディーリー・ドット・ライフ)」の手伝いをする事。会社の業務は「モグラ」と呼ばれる端末に信号が届くと、依頼人の死後に不都合なデジタル遺品を内密に抹消する事。
地下の一室のオフィス。卓越したプログラマーで車椅子の圭司、過去に何かありそう。そして祐太郎にも今の姿から想像もつかない顔がある・・そのあたりは追々明かされていくのでしょうか。
圭司が依頼通りにゴシップ記者のデータを消そうとした時、依頼人の息子と接触した祐太郎がそれを止める。そして彼らは警察署の裏金を巡る陰謀に巻き込まれていく・・警察官が保身の為に人を殺し、更なる悪事がその裏に?
機転と話術と卓越した身体能力で次々に危機を乗り越える祐太郎。地下室から飛び出し、車椅子の身ながら時に警官をやりこめる護身術も見せる圭司。二人のバディっぷりも楽しい。
そう、何となく「パーソン・オブ・インタレスト」のフィンチとリースを思い出す。
やっぱり二人とも良い役者だなぁ。”鬼ちゃん”の人たらしぶり、今回はヨシヒコとは真逆のシリアスな山田孝之。このふたりのやりとりだけでも見応えがあります。そこにミステリアスな麻生久美子さんが花を添える。やっぱりドラマの鍵は役者だよね。どんなに良い脚本でもそれを表現出来る役者がいなくては意味がない。
なかなか期待させる出来の初回でした!
STAFF
原案・パイロット脚本 本多孝好
監督 常廣丈太 瀧本智行
音楽 岩崎太整 DJ MITSU THE BEATS
制作協力 5年D組
制作著作 テレビ朝日
CAST
坂上圭司(さかがみ けいし)山田孝之
真柴祐太郎(ましば ゆうたろう)菅田将暉
坂上舞(さかがみ まい)麻生久美子
モンハンのモンスターからヨシヒコから冷酷な人間まで、山田孝之は楽しませてくれる役者。菅田将暉も残念な使い方をされる時もあるけれど、今回は彼の良さが存分出ている気がする。

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