FC2ブログ

Welcome to my blog

帰ってきた二次元に愛をこめて☆

Article page

ファサード(16)(17)(18)







15巻を最後に読んだのは10年前。その続きが出ているのを知った。

漫画家も人間だ。時が経てば絵柄も書く内容も思想も変質していくのは仕方ない。萩尾望都などそのあまりの変わりように、ファンでいる事は出来なくなった。きっと良いものは描いているのだろうが、エドガーの青い眼が、プラスチックの義眼になってしまったような違和感がぬぐえない。これは本人のせいではない、私がもう遠く離れてしまったという事だ。

だが、どうだろう、この漫画は。時を超えるファサードが変わらないように、昔と同じままで、同じ心と絵を抱えたままで、物語は続いているのだ。これは奇跡のようだ。それを進歩がないなどと抜かすなら、進歩とは何だというのだ。奇をてらった変化が本当に進歩なのか?退化を隠すための滑稽な策でしかないのではないか?

とにもかくにも、変わらぬファサードに逢えた事は嬉しい。

しかし・・物語は憂鬱な展開を見せている。人類は同じ事を繰り返している、今の地球のように。己が欲のために他者をなぎ倒し、独裁者は戦争で自己顕示をしたがり、自我を失った人間達が右往左往する。せめて漫画の中だけでも、ファサードの望みがかなうと良いのだが。

f

Category - 漫画・コミック・本

0 Comments

Post a comment