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帰ってきた二次元に愛をこめて☆

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刑事モース~オックスフォード事件簿~ 第20-21話 感想

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1960年代後半のオックスフォード、若き日のモースは・・

Case 20 殺意を誘う列車

1960年代、国鉄総裁による鉄道の大規模な合理化により、路線や駅が次々と廃止される。そんな中、ウォディントン駅の貨物操車場でトラック運転手が殺され、ウイスキーなどの積み荷が奪われる事件が発生。カウリー署には強盗課のボックス警部補とドーソン巡査部長が送り込まれ、彼らと連携して捜査に当たることになる。一方、フランシス・ポーターという女性の失踪届が出されたことから、モースはフランシスの足取りを追う。

鉄道マニアのセドリック。今回も英国の美しい遺産、鉄道をたっぷりと見せてくれる。その他の当時の生活も。娘ジョーンと和解したサーズデイ警部、妻ウィンにも笑顔が戻って来た。強盗課に手柄を立てさせたい上層部は刑事を送り込んで来る。カウリー署を見下して勝手に犯人を決めつける。サーズデイは有能なモースをそんな連中に使われたくなくて、彼に失踪事件の捜査をやらせる。

フランシスの働いていた「アリスのマーマレード猫」へ行くモース。怪しい店。同僚のノーランはフランシスがドンという男と浮気していた言う。フランシスの足取りを追うモース。浮気相手ドン・マーサーは認める、だがフランシスは妹の名前を使っていた。フランスが最後に目撃されたのはキングズオーク駅。鉄道マニアのセドリックがモースに話しかける、駅長の話は正しくないと。セドリックの助言から、廃線をたどって廃駅で絞殺されたフランシスの遺体を見つけるモース。誰かが辺鄙な場所まで車で彼女を運んだ。64年の未解決事件との関係があるのかと記者フラジルが聞く。被害者の靴を持って行く犯人、州警察は”プリンス・チャーミング”と呼んでいた。フランシスの靴も消えていた。

トルーラブ巡査が強盗課の横柄な刑事をやり込める、痛快。

妹は姉が自分の名前を使って浮気をしていた事に驚く。ドンは妊娠の事を知りフランシスと大喧嘩、彼女を途中で降ろしたと言う。駅長の袖に血が、妻が不審に思う。トルーラブ巡査が怪しいと思った古物商ロイドは殺されていた。横に首のないオンドリが。瀕死のロイドは「クロムエル・エイムズ」と言ってこと切れる。ロイドの車のタイヤ跡は駅にあったものと同じ。そしてロイドの倉庫でフランシスの赤い靴が見つかる。

フランシスの母親は介護施設にいた。妹ジリーが家族の資産を管理していた。母親はフランシスの死を知らされていなかった。そしてフランシスの写真を見て、母親はジリーだと言う。モースはある事に気が付く。その介護施設に殺人事件の犠牲者のひとり、リンダの母親が働いていた。フランシスと夫はジリーを殺して財産を手に入れようとした。フランシスはジリーのふりをしていた。母の施設で知ったリンダ・グレシャムの事件を利用した。フランシスが生きていると知られたので同僚のノーランも殺した。母親は妹を贔屓していた、姉は放置されていた。その恨み、嫉妬。

駅長の妻を襲ったのはセドリック。逃げ出して列車に飛び込んで自殺した、モースの目の前で。彼の部屋からリンダ・グレシャムの靴が見つかる。

クロムエル・エイムズの手掛かりはないまま。


Case 21 失われた英雄

オックスフォード・ユニオンで、移民政策をめぐる討論が行なわれ、周囲からファシスト呼ばわりされるレディ・ベイズウォーターと、人種差別反対運動のリーダーが激論を交わす。そんな折、雑誌の撮影でカメラマンとモデルたちがサウスオックスフォードシャーの連隊基地を訪れるが、モデルのジーンが撮影後に行方不明となり遺体となって発見される。モースたちはジーンがレディ・ベイズウォーターの義理の娘であると知り……。

サーズデイ夫妻はダンス大会に出場。モースはフォトジャーナリストの恋人クローディーヌと移民の問題を話し合う場にいた。移民を見下すレディ・ベイズウォーターに罵声を浴びせ、詰め寄る民衆。その問題は今の欧州をもゆるがしている。サム・サースデイ兵長は連隊基地を訪れたモデルの護衛をする事に。

モース、恋人と熱々。でも彼女は愛じゃない。
身体だけの関係だとはっきり言う。それでいいのか、モースw

ジーンは遺体で発見される。息子が関係しているので、サーズデイ警部は署で待機。人種差別の抗議が街にあふれている中、黒人のオズワルド一等兵の血まみれの帽子が見つかる。オズワルドは森の中でジーンに逢ったという。ジーンは何かに怯えていたという。将校は武器を見つけたという。洗濯小屋でコリア一等兵とサムが凶器の銃剣を見つけた。

モースはサムが何か隠していると思う。サムはオズワルドははめられたのだと主張する。マグダフ中佐に襲われるモース、彼は連隊を救った真の英雄だというが、どうもPTSDらしい。連隊の将校達は彼をかばっている。

カメラマンのファーリッジが基地内で射殺体で発見される。カメラマンは反戦運動に加担していた。ジーンの義母レディ・ベイズウォーターはヒトラーと親密だった事を自慢している、イギリス人でありながら。ジーンの本当の父親はサウスオックスフォードシャーの連隊基地の将校のカワード。銃剣も銃弾もドイツのもの。反戦運動のリーダーのマーカスをジーンは崇拝していた。連隊の教師レイドローはジーンと10年前に婚約していた。だがずっと会っていないという。しかし彼の部屋にはドイツ関連の武器やグッズが沢山あり、生徒にはモデルの妻がいると話していた。レイドローは銃を手に逃走、止めようとしたマグダフを撃つ。モースは地雷原に逃げ込み、レイドローは地雷を踏んでエンド。

戦争の傷跡はいまだ癒される事はなく、ひとつが収まってもまた新たな争いが生まれる。

相変わらず良い出来のドラマ。モースを取り巻く人々の背景も描きながら、事件も複雑で面白い。事件は人が起こすもの、多くの思いが交差する中で、モースは明晰な頭脳と推理力で真相を見つけ出す。半世紀前が舞台ではあるけれど、今にも通じる世の中の問題や人生の悩みがそこにある。

STAFF
製作総指揮 レベッカ・イートン
脚本 ラッセル・ルイス
製作 ニール・ダンカン
演出 ロバート・クイン
音楽 バリントン・フェロング
キャラクター原案 コリン・デクスター

CAST
エンデバー・モース ショーン・エヴァンス 矢野正明
フレッド・サーズデイ警部 ロジャー・アラム 土師孝也
レジナルド・ブライト警視正 アントン・レッサー 佐々木睦
ジム・ストレンジ巡査部長 ショーン・リグビー 丸山壮史
ドクター・マックス・デブリン ジェームズ・ブラッドショー 魚建
シャーリー・トルーラブ巡査 ダコタ・ブルー・リチャーズ 野首南帆子
ジョージ・ファンシー刑事巡査 ルイス・ピーク 露崎亘


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Category - ■海外ドラマ&TV

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