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DOUBLE DECKER! ダグ&キリル まとめ感想

☆もるがん☆

dd

三上哲の素敵な声が救い

タイバニが何か「バディ」シリーズになったそうだ。素直にタイバニの続きを作ればいいのに。映画で失速したので無理だったのかな。まったく作風が変わってしまったし、せっかくのキャラも世界観も崩壊してしまったし、コレジャナイ感が強すぎたものな。

うーん・・・まったくダメとは言えないが・・・・

桂正和キャラにバディ物とはいえ、こちらもコレジャナイ感がどうしてもぬぐえない。おれたちイケてるだろ?面白いだろ?という作り手の押し付け感を感じてしまうのだよね。サブタイトルも刑事物、探偵物絡みのパロディ、これにもね。アクションも重要なはずなのに作画も走り方に速度感がないのをはじめ、どうも・・ね。

頑張ってるだろうけれど、今ひとつ乗り切れない。

アンセムというバケモノに変わる麻薬、エスペランサという組織。執拗なナレーション、半端なギャグ、微妙なそれっぽいセリフ。ニカイという異世界とかキリルとミラが特別な存在とか、終盤でネタを広げてはいるけれど。どうしたらブラッシュアップ出来るのか、面白くなるのか、毎回考えてしまう。素材は悪くないのに、料理の仕方が間違っているのか?いや料理人が多すぎる?結局はセンス?何よりもいきなり異世界ものになってしまうのが白ける。そしてそれをまったく生かし切れていない。

ダグとキリルがバディである必然性がない。

キャラも魅力が今ひとつ。とってつけたようなスキルや個性。この手の話なら内面や背景の掘り下げがないと共感出来ない。タイバニのヒーロー達と比べてしまうのがいけないのだろうけれど、たとえば虎鉄さんの魅力は彼のヒーローに対する考え方、亡き妻や娘への思い、バニーとの関係などそれらが虎鉄さんというキャラに深みを与えて、それを見る側が受け取る事で生まれる感動がある。もう一度練り直して、初心に戻って普通にタイバニを作って欲しい気がする。さとうけいいち監督で。

タイバニに続くシリーズという位置づけでなかったら、また他の見方もあったのかも。

まあ、元ネタの一部は「Hawaii Five-0」もありという事で。

【取寄商品】 BD/DOUBLE DECKER! ダグ&キリル 1(Blu-ray) (Blu-ray+CD) (特装限定版)/TVアニメ/BCXA-1405

STAFF
監督 古田丈司
シリーズディレクター 安藤良
シリーズ構成 鈴木智尋
キャラクターデザイン 桂正和(メイン)板垣徳宏(アニメーション)
音楽 林ゆうき
アニメーション制作 サンライズ
製作 サンライズ、DD PARTNERS

CAST
ダグラス・ビリンガム / ダグ(ベテラン)三上哲
キリル・ヴルーベリ / キリル(カリアゲ)天﨑滉平
ディーナ・デル・リオ / ディーナ(ピンク)早見沙織
キャサリン・ロシュフォール / ケイ(ルーキー)安済知佳
マキシーン・シルヴァーストーン / マックス(ボクサー)大地葉
ユリ・フジシロ / ユリ(ロボット)種﨑敦美
トラヴィス・マーフィー / トラヴィス(ボス)小山力也
ソフィー・ゲンズブール / ソフィー 遠藤綾
アップル・ビーバー / アップル(ドクター)永塚拓馬
デリック・ロス / デリック 小山剛志
ヴァレリー・ヴルーベリ / ミラ 藤原祐規
パトリシア・モリーノ / パット 西川舞
大家 磯部万沙子
クーパー 玄田哲章
ザベル・フランケン 青山穣
バンブーマン / B 浪川大輔
グッドルッキング・ジョー 三木眞一郎


異世界という飛び道具は使い方がむずかしい。ひらきなおってびゅんびゅん飛ばすか、ち密に計画して効果的に使うかしないと。

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