映画「ドクター・ドリトル[2D・吹替]」感想

藤原啓治さんの為に、あえて吹替で。
こんな今だからこそ見て良かった映画。
動物も人間も関係なく皆で一緒に頑張るのです。
女王様の病気を治す為、天才だけど変人ドリトル先生とスタビンズ少年は伝説の島を目指して旅立ちますが・・女王暗殺の陰謀や、ドリトル先生の亡き妻リリーにまつわる因縁、そして一方的に先生をライバル視する男が軍艦で追いかけて来て・・・
確かに内容は単純だし、色々と途中の道中は簡略化されているので、映画のマニアや専門家には不評だったようです。
でもいいじゃないですか!
ゆったりまったり見られる映画。
ロバート・ダウニー・Jrはこういう訳ありの役が似合うし、小芝居はさむの上手いし、それを盛り上げる軽妙な藤原さんの声(もう聞けないのかと思うと;;)。
魔法の島やドラゴンも幻想的で。動物たちのやり取りも友情も夢もあって。
小難しい話や危険な冒険はインディアナさんにでもまかせて、クジラさんに助けてもらってアリさんに手伝ってもらって事件を解決してもいいじゃありませんか!
少年少女を出す事で、風変わりなドリトル先生が醸し出す距離感を急速に縮めてくれるし親近感がわくし。悪い大人がいても胸が悪くなる部分が減るし。今のように悪い事ばかり起きる世の中で、せめて映画の中では希望が満ちていて欲しいじゃないですか。
妻を失って人間不信に陥っていたドリトル先生も少年のおかげで前向きになったし後継者を見つけたようだし、動物たちも幸せそうだし。小さなレディも小さなナイトを得たようだし、女王様も獅子身中の虫を退治して、御国も安泰になったし。
しろくまさんの中の人がグリズリーさんだったり、ゴリラの中の人がラマさんだったり、アリのドンがライオンさん(というかNCIS好きな私にはうれしいギブス)だったり、トンボがアゴヒモペンギンさんだったり。これは「実写版しろくまカフェ」いけるんじゃね?的な楽しさもありました。まあ、動物はCGですけど。
Dolittle
STAFF
監督 スティーヴン・ギャガン
原作 ヒュー・ロフティング『ドリトル先生』シリーズ
製作 スーザン・ダウニー ジェフ・カーシェンバウム ジョー・ロス
音楽 ダニー・エルフマン
撮影 ギレルモ・ナヴァロ
編集 クレイグ・アルパート ニック・ムーア
製作会社 ユニバーサル・ピクチャーズ ロス・フィルムズ パーフェクト・ワールド・ピクチャーズ
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ 東宝東和
CAST
ドクター・ジョン・ドリトル ロバート・ダウニー・Jr 藤原啓治
トミー・スタビンズ ハリー・コレット 林卓
海賊王ラソーリ アントニオ・バンデラス 大塚明夫
ドクター・ブレア・マッドフライ マイケル・シーン 大塚芳忠
トーマス・バッジリー卿 ジム・ブロードベント 森功至
ヴィクトリア女王 ジェシー・バックリー 瀬戸麻沙美
リリー・ドリトル カシア・スムトゥニアク 福原綾香
レディ・ローズ カーメル・ラニアード 遠藤璃菜
アーナル・スタビンズ ラルフ・アイネソン ふくまつ進紗
ベッサン・スタビンズ ジョアンナ・ペイジ さくらちひろ
アーナル・スタビンズ・ジュニア ソニー・アシュボーン・サーキス 橘龍丸
ポリー(オウム)エマ・トンプソン 石田ゆり子
チーチー(ゴリラ)ラミ・マレック 小野大輔
ヨシ(ホッキョクグマ) ジョン・シナ 中村悠一
プリンプトン(ダチョウ)クメイル・ナンジアニ 八嶋智人
ダブダブ(アヒル) オクタヴィア・スペンサー 朴ろ美
ジップ(イヌ) トム・ホランド 斉藤壮馬
ケヴィン(リス)クレイグ・ロビンソン 黒田崇矢
バリー(トラ) レイフ・ファインズ 池田秀一
ベッツィ(キリン) セレーナ・ゴメス 花澤香菜
チュチュ(キツネ) マリオン・コティヤール 沢城みゆき
ミニー(フクロモモンガ) ニック・A・フィッシャー 茅野愛衣
ジェームズ(トンボ) ジェイソン・マンツォーカス 杉田智和
マフィア・アリ マシュー・ウルフ 霜降り明星
ドン・カーペンテリノ(アリ) デイヴィッド・シェインコフ 井上和彦
ウサギ ウィル・アーネット 諏訪部順一
アーサー(ネズミ) 増田俊樹
ハンフリー(クジラ) ティム・トレロアー 武内駿輔
レオナ(タコ) ジム・カレッタ 泊明日菜
クライド(オランウータン) マット・キング 宮崎敦吉
ドラゴン フランシス・デ・ラ・トゥーア 高島雅羅

fc2が不調の際はお手数ですがTB用ミラーブログをご利用下さい
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