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映画『「はたらく細胞!!」最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ![舞台挨拶中継]』感想

☆もるがん☆

hs

がん細胞が復活!!!

一方的に友達認定された白血球さん危うし!!!

第1シーズン放映時にも「石田彰の声がする細胞が一般細胞のはずがない」と言われ、その正体は禍々しいがん細胞だったわけですが。ほんの少しのコピーミスから”異物”となってしまった細胞が、退治しようと執拗に追いかけて来る免疫細胞からの決死の逃走劇が涙を誘いました。身体としては、確かにがんは困りますが、同じ細胞として生まれたはずなのに、何故自分だけがこんな目に合うのかとやるせない思いをつのらせていくがん細胞の気持ちにもスポットをあてての盛り上がり、魅せるエピソードでした。

はたらく細胞 細胞 Tシャツ ホワイト Sサイズ

そして今回は当時のがん細胞さんと対照的な”平凡である事”に悩む一般細胞さんが4人の可愛い乳酸菌を拾った所から物語が始まります。菌を退治するのが仕事の白血球さんは善玉菌といえども菌である限りは退治せねばなりませんが、一般細胞さんの熱意に免じて共に腸にいる仲間の所まで送り届ける事に。

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こういう優しさが白血球さんの長所でもあり矛盾でもあり、のちにがん細胞さんに気に入られて友達認定されてしまう原因となるわけですが。

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お馴染みの細胞さん達も活躍します。

特にNK細胞さんやキラーT細胞から変化したメモリーT細胞さんは白血球さんと共に因縁のがん細胞と死闘を繰り広げます。そこにさらなる敵が?味方であったはずなのに?

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白血球さんたちとがん細胞とのハードな戦いの一方で、赤血球さんと血小板ちゃん達のシーンは観ている側に癒しを与えてくれます。赤血球さん、血小板ちゃん達の前では、しっかりとお姉さんしてます。

ある意味、王道のラノベアニメ的流れなのです。

でもそれを体内の仕組みの複雑さを下敷きに驚きの展開をしていくストーリーが面白い。仕事に忠実にはたらく細胞さん達が悩みながらも苦しみながらも、世界(身体)の平和を目指して戦っていくのが良いのです。

『はたらく細胞』 54mm缶バッジ マクロファージ

マクロファージさんの「うふふ・・(笑顔)」も健在

全体の面白さを支えるのが、石田彰さんのがん細胞さん。いうまでもなくその圧倒的演技力。おそらくは作り手側の要望もあるのでしょうが、カヲル君的。六角形が無数に広がっていく絵や羽が生えたり、使徒のような変貌具合にも、確信犯だろうなと。腸内環境の悪化で発生した毒素をエネルギーとして「誰も争わなくていい世界」を実現する為に、孤独な闘いを続けるがん細胞さん。

4人の乳酸菌と一般細胞さんの物語も良いです。要所々々でひとりずつ活躍する乳酸菌さんが可愛い。そうか、明日から乳酸菌を取らねば!とかたく心に誓いたくなるのです。


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上映後に舞台挨拶中継がありました。

出演者は、小倉宏文監督、赤血球の花澤香菜さん、白血球(好中球)の前野智昭さん、キラーT細胞からメモリーT細胞に変化した小野大輔さん。花澤さんは赤、前野さんは白、小野さんは黒とキャラに沿った色使いの服装でした。すでに次シーズンも来年に控え、和気藹々としたトークでした。

小野D、貫禄つきましたね。少し井上和彦さん風味も出て来た感。黒スーツで小倉監督なので「別の作品かと思った」的な事を言ってましたが、今回はあくまでメモリーT細胞ですから。必殺技、よどみなく叫んだのはさすが!

劇場で見せる為に、絵作りも工夫がされたそうです。そこは監督としての頑張り所でもあった様子。

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STAFF
原作 清水 茜(講談社「月刊少年シリウス」連載)
監督 小倉宏文
シリーズ構成・脚本 柿原優子
キャラクターデザイン 吉田隆彦
細菌キャラクターデザイン・プロップデザイン・アクション
作画監督 三室健太
サブキャラクターデザイン 玉置敬子
総作画監督 吉田隆彦・玉置敬子・北尾 勝
美術監督 細井友保(スタジオちゅーりっぷ)
美術設定 曽野由大
色彩設計 水野愛子
撮影監督 大島由貴
3DCG監督 石井規仁
編集 廣瀬清志(エディッツ)
音響監督 明田川 仁
音響制作 マジックカプセル
音楽 末廣健一郎・MAYUKO
アニメーションプロデューサー 若松 剛
アニメーション制作 david production
製作 アニプレックス・講談社・david production
配給 アニプレックス

CAST
赤血球 花澤香菜
白血球(好中球) 前野智昭
キラーT細胞/メモリーT細胞 小野大輔
マクロファージ 井上喜久子
血小板 長縄まりあ
制御性T細胞 早見沙織
NK細胞 行成とあ
一般細胞 小林裕介

乳酸菌(クロ) 吉田有里
乳酸菌(アカ) 高橋李依
乳酸菌(パンダ) 藤原夏海
乳酸菌(ブチ) 久保ユリカ

がん細胞 石田 彰
ナレーション 能登麻美子


能登麻美子さんのナレーション、相変わらず安心のほんわか癒し系。

hs
来場者特典小冊子

来場特典を貰いました。描きおろし特別編は乳酸菌たちと一般細胞が出会う直前までの物語。監督とキャストのインタビューなども。

FF14の「クリスタルの残光」クリア後に観ると、また違う感想を持つかもしれないです(謎)

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