映画「TENET テネット[IMAXレーザー・字幕]」感想

ノーランの暗黒面の方だった。
とにかく人物に魅力がない。
主人公に芯が感じられない。世界を救うはずなのに、女にかまけて大失敗、その繰り返し。ボンドなら女性を助けても、それは彼の信条だからと納得出来るけれど、こちらの彼はとにかくいきあたりばったりで、信念も何も感じられない。最後にニールにネタばらしされても「だから何?」的。
テンポの悪い007もどき?
ノーランといえども、肝心の「時間逆行」を映像で説明するのは無理があり過ぎたと思う。まさにそれが売りのはずなのに。後半になってから、効果も何も解説不足のままでガンガン使われて、ごたごたしているうちに世界が救われちゃいましたみたいな。
退屈で、退屈で、途中で座っているのが苦痛でたまらなくなってしまった。
Tenet
STAFF
監督 クリストファー・ノーラン
脚本 クリストファー・ノーラン
製作 エマ・トーマス クリストファー・ノーラン
音楽 ルドウィグ・ゴランソン
撮影 ホイテ・ヴァン・ホイテマ
製作会社 シンコピー・フィルムズ
配給 ワーナー・ブラザース映画
CAST
名もなき男 ジョン・デヴィッド・ワシントン
ニール ロバート・パティンソン
キャット エリザベス・デビッキ
アンドレイ・セイター ケネス・ブラナー
マイケル・クロズビー卿 マイケル・ケイン
ローラ クレマンス・ポエジー
プリヤ ディンプル・カパディア
アイヴス アーロン・テイラー=ジョンソン
マヒール ヒメーシュ・パテル
リアム デンジル・スミス
ヴィクター マーティン・ドノヴァン
スティーブン アンドリュー・ハワード

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