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珈琲いかがでしょう 第1話 感想

☆もるがん☆

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「たこ珈琲」は移動珈琲屋さん。訳ありイケメンのマスターと出会った人々の物語。

「人情珈琲」

地味で要領の悪いOL、垣根志保(夏帆)。上司にはノロマと怒鳴られ、要領のいい後輩に仕事も取られてしまう。彼女は移動珈琲屋の青山一(中村倫也)の珈琲だけが憩い。誰かにとって特別ならそれでいい・・と青山に慰められるが。後輩がメールのコピペミスと誤配送で取引先を怒らせてしまう。上司は志保に代りに謝らせる。その後は、手書きのメールはやめる、相手の社長がまったく読んでいなかったと知って。だが社長は、字が綺麗な志保にお茶会のあて名書きを頼むあたりから、社内での扱いが変わる。後輩との仲も改善する。出来過ぎの流れだが、それを言い出したら・・という感じで。

金髪の男、不穏な雰囲気。追われているのは青山か。たこ珈琲は次の場所へ移動していく。

「死にたがり珈琲」

オペレーター早野美咲(貫地谷しほり)の話。毎日客に罵倒されて心が削られていく。未来の夢も希望もない、「死にたい」とつぶやく毎日。そこにたこ珈琲、それがきっかけとなって・・人生がつまらないと、いきなり自分語りを始めてしまうドリーマーオバさんが怖い。今までの人生で選んだ事のないカレーの檄辛、いつもと違う事など自分の気持ち次第でいくらでも出来る事に気づく、みたいな。

切り取られた必要最低限のシチュエーション、漫画のネームっぽいひとり語り風セリフも多い。キャラクターも衣裳もデフォルメされている。人生に夢見る人達には楽しいドラマ。いつか王子様が助けに来てくれるかも知れないと。そういうものが必要な時もある。原作がコミックのドラマは今や腐るほどあるが、移動珈琲店が魅力的なので、他は大目に見ても良い気がしてくる。中村倫也は可もなく不可もなく。逆にそれがいいのだろう、そういう存在で。

珈琲いかがでしょう 2巻 (マッグガーデンコミックスEDENシリーズ)

原作のコミックは未読。

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