映画「ピーターラビット2/バーナバスの誘惑[吹替]」感想

ピーターは、本物のワルになってしまうのか?
今回は、大手からの絵本の出版の申し出に舞い上がるビアがサイドストーリー。作者を無視して、大衆に迎合して作品を改悪しようとする出版社。舞い上がったビアは・・このあたり、実写化での改悪は、邦画ばかりではないようですね。
メインはピーターとマクレガーさんの愛情物語。
ビアとトーマス・マクレガーさんの結婚式からスタート。ここは妄想ありの楽しい場面。畑は動物みんなに解放されて食べ放題に喜ぶピーターと仲間達。畑の手入れはちゃんとマクレガーさんがしてくれているのですよね。ただしマクレガーさんのトマト畑だけは食べない約束。
普段の行いが災いして、トマト泥棒の疑いをかけられてしまうピーター。ビアと結婚してから何かと口うるさいマクレガーさんに反発して、悪いウサギの口車に乗ってしまうピーター。父の古い友人だと言って近づいて来たバーナバスを「僕の事をわかってくれる」と信用して、妹達と仲間達が大変な事に。

残されたピーターとマクレガーさん。
みんなが捕まった時、どうして車を追って駆けだしたのか、マクレガーさんに聞くピーター。わからないと答えるマクレガーさん。みんなが連れ去られるのを見たら、身体が勝手に動いてしまったと。
ウサギ達の”母親”であるビアと結婚して、ウサギ達の”父親”となったけれど、早くに父親を失くして施設で育ったマクレガーさんは、父親とはどういうものかわからなかったと言います。はっとするピーター、マクレガーさんも自分と同じだったのだと。マクレガーさんは、ピーターに厳し過ぎたと詫びます。ピーターもまた、マクレガーさんという新しい父親が、自分を守ってくれていたのに気づくのです。
思わず走り出したのは”家族”が連れ去られたから・・・
仲直りしたピーターとマクレガーさん、そして正気を取り戻したビアは、各地へ売られて行った家族と仲間を救うために奔走します。この冒険活劇も面白い。出版社がビアに要求した以上の内容なのが、皮肉になってます。
仲間を取り戻して、バーナバスの鼻もあかして、湖水地方の家でまた楽しく暮らすピーター達。そして、新しい家族も増えて。ピーターと妹達も、新しく生まれた”妹”を可愛く思っているようです。
前回からパワーアップした動物たちのアクション(?)とテンポ良い展開で見入ってしまいました。とにかくピーター達が可愛い!!これは何度でも見たい映画。吹き替えで観ましたが、まったく違和感なし。今回も千葉繁さんのJWルースター二世が良い味出していました。
Peter Rabbit 2: The Runaway
STAFF
監督 ウィル・グラック
脚本 ウィル・グラック パトリック・バーリー
原作 ビアトリクス・ポター『ピーターラビット』
製作 ウィル・グラック ザレー・ナルバンディアン
製作総指揮 ダグ・ベルグラッド ジョディ・ヒルデブランド他
音楽 ドミニク・ルイス
撮影 ピーター・メンジース・ジュニア
編集 マット・ヴィラ
製作会社 コロンビア映画 アニマル・ロジック メディア・ライツ・キャピタル 2.0エンターテインメント オリーブ・ブリッジ・エンターテインメント
配給 ソニー・ピクチャーズ・リリーシング ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメント
CAST
トーマス・マグレガー ドーナル・グリーソン 浅沼晋太郎
ビア ローズ・バーン 渋谷はるか[5][6])
ナイジェル・バジル=ジョーンズ デヴィッド・オイェロウォ 安元洋貴
ピーターラビット ジェームズ・コーデン 千葉雄大
ベンジャミン コリン・ムーディー 吉田ウーロン太
フロプシー マーゴット・ロビー 清水理沙
モプシー エリザベス・デビッキ 木下紗華
カトンテール エイミー・ホーン 下田レイ
バーナバス レニー・ジェームズ 哀川翔
こねこのトム デイモン・ヘリマン 森久保祥太郎
トムの妹ミトン ヘイリー・アトウェル 浅野真澄
ひげのサムエル ルパート・ディガス カジサック
ティギーおばさん シーア 堀越真己
ジェレミー・フィッシャー ドーナル・グリーソン 多田野曜平
ジマイマ・パドルダック ローズ・バーン 雨蘭咲木子
トミー・ブロック サム・ニール こばたけまさふみ
ピグリン・ブランド ユエン・レスリー 魚建
まちねずみジョニー デヴィッド・ウェンハム 鈴木達央
JWルースター二世 ウィル・ライヒェルト 千葉繁
ミスター・トッド スチュワート・アルヴェス 青山穣
大道芸リス ティム・ミンチン 木村昴
ドーナル・グリーソンのマクレガーさん大好き!!!

ビアトリクス・ポターの絵の小物入れ。私物です。

109シネマズ「劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット」限定のドリンク。獅子王のブルーハワイ&パインソーダ。

fc2が不調の際はお手数ですがTB用ミラーブログをご利用下さい
Comments 0
There are no comments yet.