ドラマ「ムーンナイト」第2話 感想

関智一さんの声の芸に酔いしれるドラマ
防犯カメラに映っていたのはスティーブンだけだった。彼はトイレを暴れて破壊した罪でクビになる。携帯電話と共に見つけたカギでとある倉庫の開いた先にあったのは、武器や現金、マーク・マーク・スペクターの身分証明書。そしてあのスカラベ
。壁に映った自分との会話、関さんの芸に酔いしれる。マークは自分はコンス(コンシュじゃないんだ)に仕える者だと話す。彼の分身(アバター)だと。ただしスティーブンに邪魔をさせないのが契約の条件だという。
スティーブンは武器などか詰まった鞄を持って逃げる。これを警察に持っていけば、牢屋に入れられて危険な場所に行かずにすむと。飛び出したスティーブンはバイクに轢かれそうになる。バイクに乗っていたのはレイラ。マークの携帯電話の信号を追って来たのだ。
スティーブンは説明すると自分のアパートへ連れて行く。マークは「彼女を巻き込むな」と警告する。だが彼女に下心丸出しなスティーブンは無視する。レイラはマークの妻、沢山の冒険を一緒にした。だがマークから離婚届が送られて来たという。
そこに警察が来る。マークのバッグを見つけ、スティーブンを逮捕する。レイラは隠れて難を逃れる。
警察だと思っていたのはアーサーの仲間だった。アジトに連れて行かれるスティーブン。アーサーは彼を助けたいという。スティーブンの頭の中の声の事も知っていた。現れたコンスの影はアーサーを殺せと命ずる。アーサーはコンスを今は見る事が出来ない、声も聞こえないと言う。だがスティーブンに聞こえるコンスの言葉を正確に言い当てる。
コンスは自分は正しいというが、他の神々に疎まれた存在だったようだ。アーサーは彼のやり方に異を唱える、遅すぎると。“制裁の拳”が来る頃には人々は不幸になった後だと。だからアメミットの復活が必要だとアーサーはいう。悪事が起きる前にその芽を摘み取る為に。
スカラベはアメミットの墓の場所を示すコンパス、だから必要だと。罪を犯す前に、たとえばまだ何もしていない子供を殺すのは理解出来ないとスティーブンはいう。アーサーはマークに揺さぶりをかける。コンスは嘘つきだと。最後の任務と言われたかも知れないが、最後はない、これからも続ける羽目になると。
アーサーの杖はアメミットの最初のアバターの彼に与えられた物、アメミットの力が宿っていると。
そこに何故かスカラベを持ったレイラが。逃げる2人「スーツを呼んで」とレイラに言われる。マークも「俺に変われ」と言ってくる。混乱するスティーブン。アーサーが杖で呼び出したジャッカルが襲って来る。だがその姿はレイラには見えない。スティーブンは窓から逃げる。中途半端な白いスーツとマスクの姿煮なっている。窓に映ったマークが呆れる。スーツとはフォーマルスーツではなく戦闘服の事らしい。
逃げて来たレイラは、妙なスーツ姿で見えない敵と闘うスティーブンと出会う。レイラに良い所を見せたいスティーブンはマークに制御権を渡すのを拒否する。
こんなギャグはいらないのでは?白けてテンション下がる。足を引っ張るだけのスティーブンが不愉快。
そして怪我人を出す惨事を引き起こして、やっとマークと入れ替わる。ムーンナイトの姿となったマークはジャッカルを引き付け、他に害の及ばない場所へと誘導して倒す。
マークの中で何も知らないのに駄々っ子のように愚痴を言い続けるスティーブンが煩わしい。現れたコンスはマークが逃げ出せば次のアバターとなるのはレイラだといい、マークに任務を強いているらしい。酷い神だ、これは他の神々に見捨てられても仕方ない。
うーん、面白くない訳ではないけど、ムーンナイトの出現シーンはもう少し手が混んだものであって欲しかった。例えば極限状況になったスティーブンが覚醒するとか。予告編はそんな気配がしたのに。
次回はエジプトでの物語かな。エジプトにはピラミッドを眺めながら食事が出来るケンタッキーフライドチキンがあるそうだが、アメリカ人のマークは行ったのだろうか。菜食主義のスティーブンは絶対に行かないだろうが。
Disney+にて視聴
Moon Knight
STAFF
原作 ダグ・モエンチ ドン・パーリン『ムーンナイト』
監督 アーロン・ムーアヘッド、ジャスティン・ベンソン
製作総指揮 ケヴィン・ファイギ ルイス・デスポジート ヴィクトリア・アロンソ ブラッド・ウィンダーバウム オスカー・アイザック モハメド・ディアブ ジェレミー・スレイター
製作 マーベル・スタジオ
配給 ディズニー・メディア・ディストリビューション
CAST
スティーヴン・グラント / マーク・スペクター / ムーンナイト オスカー・アイザック 関智一
レイラ メイ・カラマウィ 小松未可子
アーサー・ハロウ イーサン・ホーク 咲野俊介
コンス F・マーリー・エイブラハム 金尾哲夫

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