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映画「モービウス」感想

☆もるがん☆

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普通に楽しい吸血鬼映画

ブラド公を思わせるジャレッド・レトの風貌
マット・スミスの邪悪で軽快なステップ


楽しかったですよ!人の道からはずれた実験からバケモノになってしまうという黄金パターン、これは萌えるではありませんか!私がレンタル華やかしりし頃にB級ホラーやSFを見まくっていた人間だというのもありますが。

自らに吸血コウモリを使った血清を打ち、バケモノになってしまった事を後悔するマイケル。長年の病気から解放され、得たパワーを存分に楽しむマイロ(冒頭のいじめっ子に暴行されたのも予兆になってましたね、過去への報復的な)。

黒いフードも吸血鬼っぽくて良いではありませんか。コウモリさんがいっぱい飛んで来るのは、コウモリさんとなれ親しんでいたモービウスにバケモノとしての一日の長があったという事で。

たぶんMCUという先入観で観た向きには、不満だったのではないかと思います。ほぼMCU要素ありませんでしたから。作中ではヒーローなのかヴィランなのかはっきりしないのもMCUファンはモヤモヤするのかも知れません。

スパイダーマン:ホームカミング (吹替版)

エンドクレジットの途中で、いきなりマイケル・キートンがモービウスの世界の刑務所に飛ばされて来てなし崩しに釈放される。その後に、何故かこざっぱりとして、バットマンカー並とは言わないけれどカッコいい黒い車に乗って現れるモービウス、そこにバサバサと機械仕掛けの翼を広げたバルチャーがやって来て「組まないか?」と誘う、それもスパイダーマン絡みだと。え、何処にスパイダーマン要素が?????と観ている方は混乱するわけですよ。

まあ、アメコミを齧っていれば、モ-ビウスがスパイダーマンのヴィランだという知識はあるわけですが。バルチャーの装備を完成させているという事は、エイドリアン・トゥームス が釈放されてからかなり時間が経っているという事、その間にモービウスとスパイダーマンに何らかの因縁が出来てしまった(たとえば吸血鬼になったマルティーヌがスパイダーマンとやり合って、仲裁に入ったモービウスをスパイダーマンが敵認定した等)とも考えられます。色々想像するのもマーベル映画の楽しみ。ちなみのエンドクレジットの終了時には何もありません。それも物足りなさを感じさせるのかもしれません。

エンドクレジットの前までは、普通に素敵な吸血鬼映画だったと思うのですよ。

Morbius (2019-) #3 (English Edition)

Morbius

STAFF

監督 ダニエル・エスピノーサ
脚本 マット・サザマ バーク・シャープレス アート・マーカム マット・ホロウェイ
原作 ルイ・トーマス ギル・ケイン『モービウス・ザ・リヴィング・ヴァンパイア』
音楽 ジョン・エックストランド
撮影 オリバー・ウッド
製作会社 コロンビア ピクチャーズ マーベル・エンターテインメント アラッド・プロダクションズ マット・トルマック・プロダクションズ
配給 ソニー・ピクチャーズ リリーシング

CAST
マイケル・モービウス ジャレッド・レト 中村悠一
マイロ(ルシアン) マット・スミス 杉田智和
マルティーヌ・バンクロフト アドリア・アルホナ 小林ゆう
エミール・ニコルズ ジャレッド・ハリス 佐々木勝彦
サイモン・ストラウド タイリース・ギブソン 楠大典
アルベルト・“アル”・ロドリゲス アル・マドリガル 牛山茂
ミスター・フォックス コーリイ・ジョンソン
エイドリアン・トゥームス / バルチャー マイケル・キートン 大川透


銀魂でいえば、モービウスが金さん、マイロが銀さん。このコンビは最高なので吹替も観たくなります。

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入場者プレゼントのB5版の両面オリジナル・アートカード。ORIHARA氏による描き下ろしイラストと海外版スペシャルアート。雰囲気ありますね。

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