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ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」season1 第1話&第2話 感想

☆もるがん☆

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新たなる希望へとつながる、オビ=ワンの物語

最良の友でありジェダイの弟子であったアナキン・スカイウォーカーが、邪悪なシスの暗黒卿ダース・ベイダーに堕ち、ジェダイが最大の敗北を喫した『エピソード3/シスの復讐』での劇的な出来事から10年後、『オビ=ワン・ケノービ』の物語は始まる。

第1話

懐かしのエピソード1から3の回想シーンから始まります。これはファン感涙。幼いアナキンとの出会い、成長したアナキンがダース・ベイダーとなる。そしてレイアとルークは離れて育てられる事に。その後のオーダー66が発令、クローン達によるジェダイの惨殺、生き残ったジェダイもお尋ね者となる。

帝国軍の尋問官の白塗りが歌舞伎じみていたり、編み笠みたいな頭、あれはゼイラムを思い出しましたよ。尋問官は、ジェダイの慈悲の心を逆手にとって、あえて事件を起してジェダイをあぶり出す。

黒人のサード・シスターはオビ=ワンに執着している。
暴走して大尋問官に咎められる。

オビ=ワンは市場で働いてます。肉を切り分けてます。かつて敵を切り裂いていた腕で食用肉を切ってます。ひたすら切ってます。ここは笑う所でしょうか。雇い主にいきなり給料を半分にされたり、ブラックな職場です。それでも我慢して働くオビ=ワン。

タトゥーインの砂漠の片隅、治安は悪そう。うなされるオビ=ワン、アナキンとの闘いの悪夢。マスター・クワイ=ガンの魂に呼びかけますが、返事はありません。

幼いルークを遠くから見守るオビ=ワン、いや、ベン・ケノービ。

ナリと名乗る若者がやって来る。助けて欲しいと。ナリに「ジェダイの時代は終わった」と言うが、ナリは不満そう。まだ今の世界の怖さを知らない、理想だけが肥大した危険な若者に見える。

幼いレイアはやんちゃで可愛い。母の目を盗んで森を駆けまわったり。ただのお姫様ではありません。結構なメカオタクっぷり。ローラと呼ぶ小さなメカがお気に入り。惑星オルデランで育つレイア。幼い頃から他の王族のように偉ぶる事はない。レイアの育ての父はなかなかの人物。

ルークの叔父のオーウェンは、ルークに近づかないように警告する。そこにサード・シスターがやって来る。サード・シスターは挑発する、隠れているオビ=ワンを。彼女は仲間内でも嫌われているようだ、やり過ぎるとして。オーウェンはオビ=ワンをかばいます。

レイア、誘拐されてしまいます。レイアの養父ベイル・オーガナはオビ=ワンに助けを求めますが、オビ=ワンは断ります。でも心は乱れている様子。そしてナリが見せしめとして殺されて吊るされているのを発見。

ベイル・オーガナはタトゥーインまで来て助けを求めます。彼の必死の願いにオビ=ワンは砂漠に埋めたライトセーバーを掘り返します。だがその誘拐の黒幕はサード・シスター、ジェダイの心の気高さは弱点になる。彼女の思惑通りに、オビ=ワンはレイアを助ける為にタトゥーインを旅立ちます。

何故、サード・シスターがオビ=ワンを執拗に追うのか、その理由も追々語られるのでしょうか。

砂漠の惑星の様子など、スター・ウォーズしてましたね。髭の濃いオビ=ワン、あの有名なルーク演ずるマーク=ハミルとのツーショット写真のジョージ・ルーカスに似ていました。レイア姫の描き方は、最近のディズニーのお姫様をどことなく思わせる気配が。それで、ああ、今はディズニーなのだなとあらためて感慨深いものがありましたよ。

諦めたような、疲れたような雰囲気の漂うオビ=ワンの森川智之さんの吹替、良いですね。10年の隠遁生活が彼の中の諦めを濃くしてしまったような。でもまだ希望はあると、何処かでは諦めきれないような。

初回としてまずまずのスタート。惑星の様子、ルークの家その他、SWの世界の再現度、さすがに頑張ってますね。はっきり言ってディズニーSWはツッコミ所が多いのですが、しっかりとお金をかけてくれる所は好感度大です。レイアの育ての母、「助けてオビ=ワン・ケノービ、貴方だけが頼りなの」を思い出すセリフにも胸熱です。

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第2話

前回のあらすじの後、イントロがあります。懐かしい顔が次々と浮かんで消えます。

ダイユーで船を探すオビ=ワン。やましい人間の集まる星。この街の描き方は、良くある香港をサイバー化したみたいなアレ。そこで子供にジェダイを紹介すると言われるオビ=ワン。連れて行かれた先にいたのは、エターナルズのキンゴ!というか、クメイル・ナンジアニ。声も杉田智和さん。

フォースを使って母子を助けたようだが、何か怪しい。彼はハジャ・エストリーと名乗る。オビ=ワンはとっくに偽物だと気が付いたが、情報提供を持ちかける。情報の集まる場所を教えられ、そこに向かう。簡単に信じていいのかな?

でも何とか潜入。やっぱり罠でした。10年で鈍ったのか、簡単に捕まってますよ。まあ、何とか逃げ出しますが。レイアを見つけますが、レイアはオビ=ワンを疑っている様子。軍隊で来なかったのが御不満のようです。

勝手に動いた件を大尋問官に咎められたサード・シスターは、自分にだけ情報を流すように、ダイユーの悪党どもに指示する。偉ぶっていると足元を救われるのは、どこの役人も王族も同じのようです。

レイアは自分の立場をわきまえず、ベンを困らせます。とにかく生意気、自己中心的なのはお姫様。庶民の気苦労はわからないようです。騒ぎ出して墓穴を掘るお姫様。もう少し育ての親は教育しておくべきでしたね。オビ=ワンを疑い、逃げ出すレイア。それを説得出来ないオビ=ワンもどうかと思いますが。父親から自分の証明になるものでも、もらっておけば良かったですね。自業自得で死んでしまうと終わってしまうので、助かるのはわかってますが。

ハジャは先程の男が賞金クビと知って探しに行きます。

レイアを助けるために、フォースを使ってしまうオビ=ワン。そしてサード・シスターに存在を知られてしまうオビ=ワン。尋問官は暗黒面に堕ちたジェダイだとか。かつての仲間を狩る事で生き延びている。
ハジャがオビ=ワンを助けます。マプーゾに行けば仲間に会えると。「貴方はひとりじゃない」と。ハジャはサード・シスターの足止めをしようとしますが、サード・シスターのフォースで、オビ=ワンの居場所を知られてしまいます。

ついにオビ=ワンを見つけたサード・シスター。暗黒面の赤いライトセーバーを振りかざすサード・シスター、はアナキン・スカイウォーカーはベイダー卿になったと。あの方にお前を差し出すと。

大尋問官とサード・シスターの仲間割れで、間一髪で逃げ出したオビ=ワンとレイア。大尋問官を刺し殺したサード・シスターは、オビ=ワンを必ず見つけ出すと去って行く船に叫びますが。

アナキンがベイダー卿となった事実を知り、愕然とするオビ=ワン。ダース・ベイダーの姿が最後に。ここはやはり、ダース・ベイダーのテーマたる、ジャンジャンジャーンの音楽が欲しかったですね。大人の事情で使えないのでしょうか、残念。

良い具合に歳をとった、今のユアン・アクレガーだからこそのオビ=ワン。クワイ=ガンの導きはあるのでしょうか。


配信スケジュールは以下

第1話&第2話:5月27日(金)
第3話:6月1日(水)
第4話:6月8日(水)
第5話:6月15日(水)
第6話:6月22日(水)


Disney+にて視聴

SCREEN(スクリーン) 2022年 07 月号【表紙:オビ=ワン・ケノービ】

Obi-Wan Kenobi

STAFF
原作 ジョージ・ルーカス『スター・ウォーズ』
監督 デボラ・チョウ
テーマ曲作者 ジョン・ウィリアムズ
製作総指揮 キャスリーン・ケネディ Michelle Rejwan Deborah Chow ユアン・マクレガー ジョビー・ハロルド
撮影監督 チョン・ジョンフン
製作 ルーカスフィルム
配給 Disney Platform Distribution

CAST
オビ=ワン・ケノービ ユアン・マクレガー 森川智之
アナキン・スカイウォーカー / ダース・ベイダー ヘイデン・クリステンセン 浪川大輔
オーウェン・ラーズ ジョエル・エドガートン ルークの叔父 筒井巧
ベル・ホワイトサン・ラーズ ボニー・ピエス ルークの叔母 勝生真沙子
ベイル・オーガナ てらそままさき
ブレア・オーガナ 岡田恵

リーヴァ / サード・シスター 村中知
大尋問官 咲野俊介
フィフス・ブラザー 木内秀信
フォーズ・シスター 丸山ナオミ

ハジャ・エストリー 杉田智和
ナリ 加藤将之
ヴェクト・ノクル 勝杏里
退役クローン・トルーパー 金田明夫


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