ウルトラマンデッカー 第10話 人と怪獣 感想

10年前、カイザキ副隊長は恩師と何を見たのか・・?
街に現れては様々な怪獣を倒して去る、という行動を繰り返す謎の怪獣・ネオメガス。カイザキ副隊長は、その真相を究明しようと奮闘するのだが、その中でかつての恩師の言葉を思い出す。その言葉に秘められた恐るべき真実がカナタたちGUTS-SELECT、そしてウルトラマンデッカーの前に立ちはだかる!!
すっかり副隊長の尻に敷かれた感のある隊長。
怪獣を倒しては去って行く、謎の怪獣の正体を探るために調査をするGUTS-SELECT。地中に潜りこんで移動する怪獣、ちょっとあの大きさを見失うのは無理があるとは思いますが、そこはスフィアに包まれた地球は地下にインフラも地下鉄も何もなくて、怪獣が問題なく移動出来るのかも知れないし。それはそれで。
どうやら休憩時間も仕事をするカイザキ副隊長、やんわりと注意する隊長ですが、それでもカイザキさんが仕事をしてしまう性格なのはあきらめているようです。自らブラックになりにいく体質なのでしょうか。TPU自体はホワイトにしておきたい雰囲気があるので、これはこれで何か問題にならないと良いのですが。社畜体質を良い子は真似しちゃ駄目だよ、的な。
DG001の完成をアサカゲ博士から告げられたというムラホシ隊長。カイザキ副隊長が複雑な顔を見せます。やはりヤバい兵器なのでしょうか。一時は開発が止められていたというし、何だかシルエットからして敵になりそうな匂いがぷんぷんするのですが。
隊員達も副隊長の仕事ぶりを心配しているようです。部下に心配させちゃダメでしょ。カナタとイチカのみならず、リュウモンまで。副隊長がこんなに怪獣の研究に打ち込むのは、昔、怪獣に家を襲われたから。でも怪獣が必ずしも悪いわけではなく、人間の開発や汚染で暴れ出す怪獣もいる。カナタはカイザキさんに問いかけます、どうしたいのかと。保護して共存するのか、戦うのか。
リュウモンはネオメガスが地中に潜る瞬間に同じ動きをするのに気づく。何者かにコントロールされているかのような。カイザキ副隊長はTPUにいたシゲナガマキの行方を調べるように言い置いて出ていく。10年前にカイザキさんと何かを発見したあの女性です。
ムラホシ隊長が教えてくれます。シゲナガマキは怪獣のクローンを作り、脳にコントロール装置を埋め込んで制御しようとしたが、カイザキ副隊長が上層部に告発したためにTPUを去ったと。今ではTPU以外の企業から資金を得てネオメガスを作り、それを制御して怪獣を倒す実験をしていたようだ。シゲナガはカイザキ副隊長を恨んでいた。カイザキ副隊長はシゲナガの居所を突き止める。
自分が正しいと証明するためにネオメガスを作動させるシゲナガ。
崩れ落ちる建物、カナタはデッカーとなってカイザキ副隊長を救う。デッカーの手の上にカイザキ副隊長。こういう絵は作りたくて作ったのだろうな。シゲナガはネオメガスにデッカーを倒すように命じる。戦うデッカーとネオメガス。シゲナガを止めようとするカイザキさん。カイザキさんはシゲナガのペンダントに制御の秘密があると気づき、駆けつけた仲間とともにシゲナガを拘束、ペンダントを破壊する。
制御を失い凶暴さを増したネオメガスに苦戦するデッカー。しかしそこに駆けつけたハネジロー操るGUTSホークと合体してやっつけます。こういう技が使えるとは驚きですよ。というかGUTSグリフォンの立場が。
シゲナガの資金提供先をTPUが突き止め、資料も怪獣の細胞も押収。
逮捕されても、怪獣を完全に支配するか滅ぼすか、それ以外の道はないとカイザキ副隊長の甘さをあざ笑うシゲナガ。しかし自分は出来なくても誰かがその方法を見つけるかも知れないと反論するカイザキさん。
人と怪獣、その未来は・・難しい問題です。スフィアの事もあるし。
地球も一枚岩だけではなく、TPUを快く思わない勢力もいるようです。他の隊員達にも災いが及ばないと良いのですが。
STAFF
メイン監督 武居正能
シリーズ構成 根元歳三
CAST
アスミ カナタ 松本大輝 GUTS-SELECT隊員
キリノ イチカ 村山優香 GUTS-SELECT隊員
リュウモン ソウマ 大地伸永 GUTS-SELECT隊員
カイザキ サワ 宮澤佐江 GUTS-SELECT副隊長
ムラホシ タイジ 黄川田雅哉 GUTS-SELECT隊長
アサカゲ ユウイチロウ 小柳 友 地球平和同盟TPU所属
HANE2(CV)土田 大
シゲナガ マキ 野村真美
火星の男性の声 本郷章
ウルトラマンデッカー 岩田栄慶
ウルトラマンデッカー変身時に響く「天の声」 梶原岳人
ウルトラマンデッカー フラッシュタイプ
ウルトラマンデッカー ストロングタイプ
電脳友機ハネジロー
新創獣ネオメガス
海獣キングゲスラ

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