相棒 season21 第3話 逃亡者 亀山薫 感想

亀ちゃんが殺人の容疑者に？無実を信じるイタミンは・・

池袋で輸入雑貨店の店長が殺害され、犯人が逃亡する事件が発生。現場近くで発見された血ぬれのフライトジャケットや目撃者の証言などから、薫（寺脇康文）が容疑者として浮上する。その後、被害者は覚醒剤の売人だったことが判明。さらに、薫は角田（山西惇）に事件絡みの前科者のリストアップを頼んでいて、その中に今回の被害者がいたことも分かる。美和子（鈴木砂羽）によると、薫は最近、運転免許試験場に異動させられていた当時に世話になった塩見（長谷川公彦）という人物について調べていたという。ただ、塩見は池袋中央署で会計課長の職にあった4年前、事故死していた。薫が逃亡を続ける中、右京（水谷豊）は独自の捜査を開始。いっぽう、池袋中央署の羽柴（波岡一喜）という刑事が、伊丹（川原和久）が薫の逃亡を助けているのではないかと上層部に進言し、伊丹は捜査から外されてしまう。そんな中、右京は塩見が死亡した当時、押収物が、署内から消える事件があったという情報をつかむ。殺人容疑が掛かった薫はなぜ逃げているのか？無実を信じて右京と伊丹が即席タッグ!?事件解明の先に待つ残酷な真実とは…

ゲスト：波岡一喜　長谷川公彦　脚本：川﨑龍太　監督：橋本一

殺害された輸入雑貨店の店長、容疑者は亀山くん。被害者はヤクの売人だった。

4年前に亡くなった恩人の塩見さんという人物について調べていた亀ちゃん。その塩見が怪談から転落した時に目撃した羽柴刑事が、イタミンが亀ちゃんの逃亡を助けていると上層部に進言する。これはきな臭い匂いがしますね。さっそく羽柴刑事を突っつきに行く右京さん。

塩見さんの息子は事故死ではないと言っていた。それを聞いた亀ちゃんが羽柴に会いにいて来た。塩見さんは会計課にいた。同じ会計課にいて4年前に辞めた女性を右京さんは突き止める。4年前に覚せい剤の紛失があった。塩見さんが訴えたが上層部がもみ消した。覚せい剤を盗んだ犯人が塩見さんを殺したのか。署長の耳にもその事が入り、女性は居辛くなって辞めた。最近尋ねて来た亀ちゃんにもその話をしていた。

署内の悪事を隠蔽するため、塩見さんは殺されたのか。

亀ちゃんは売人の元締めを締め上げ、病気の子供の治療のためにカネが欲しいのでヤクを売りたいという人物の事を知る。それを仲介したのが羽柴らしい？

右京さんが亀ちゃんを発見。

亀ちゃんは店長の遺体を発見した直後に頭を殴られて昏倒、気が付いた時にはナイフを握らされ、犯人に仕立て上げられていた。逃亡したのはそうすれば羽柴が動くと思ったから。まだ確かめてみたい事があると去って行く。
とある現場の物証から右京さんは事件の真相にたどりつく。

塩見さんの息子は難病で、アメリカで移植手術を受けていた。塩見さんの奥さんに亀ちゃんと右京さんが話を聞く。塩見さんが覚せい剤を売ってお金を工面した。奥さんはそれを雑貨店の店長にゆすられていた。ナイフを持って揉みあった奥さんは・・そこに亀ちゃんが。

恩人と恩人の妻に裏切られた亀ちゃん。

羽柴刑事の子供は重い病気で亡くなった。同じ重病の子供を持つ塩見さんはその事を気にかけてくれていた。覚せい剤を盗んだのは塩見さん、それに気付いた羽柴刑事。売人を紹介したのも羽柴刑事だった。塩見さんは自殺だった。だが自殺だとすれば、息子に真相を知られてしまうかもしれない。それで羽柴刑事は自殺だと証言した。

何があってもお父さんは恩人だと、塩見さんの息子にいう亀ちゃん。

亀ちゃんはクビにならずに、減給と3日間の謹慎ですんだようです。亀ちゃんは右京さんを信じていたという。こういう話は、やはり右京さんと亀ちゃん、そしてイタミンがいないと成立しない話ですねえ。



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