相棒 season21 第6話 笑う死体 感想

お笑いの世界の笑えない事情・・
右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、泥酔して路上で寝込んだ男性から財布を盗んだ中年男(有薗芳記)を逮捕。男は、のらりくらりと素性を隠すが、所持品から思わぬ物が。それは1か月ほど前、河川敷で他殺体となって見つかった、伊藤(阿南健治)という男性の財布だった。捜査を担当していた県警によると、遺体の身元が分からず、捜査が行き詰まっていたという。右京はそこで気になる情報を耳にする。死因は、頭部殴打による脳挫傷だったのだが、伊藤の遺体はニヤッと笑っているように見えたという。好奇心を刺激された右京は、薫と越境捜査を開始。すると、詐欺まがいの寝具会社に勤めていた伊藤が、夫婦漫才でステージに立つ元お笑い芸人だったと判明。しかし、伊藤は、愛想笑いのひとつもできない気難しい男で、17年前まで相方だった紗矢(池谷のぶえ)と決別。ますます興味がわいた右京だったが、“縄張り”を荒らされた県警からストップが掛かる。笑えない男は、なぜ笑いながら死んだのか?越境捜査で本庁と県警が対立する中、関係者たちの意外な過去が明らかになる!
ゲスト:阿南健治 池谷のぶえ 有薗芳記 おぼん・こぼん 脚本:瀧本智行 監督:権野元
亀ちゃんが、するっと相手の懐に入り込んで、右京さんが巧みに証言を引き出す。このコンビネーションがやはり最高です。緩急がいい。しっくり来るんですね。こてまりのやり取りも夫婦漫才もまるで午後の再放送を観ているような安心感がありますよ、いい意味で。
遺体が笑っていた理由は、ややこじつけ感がありましたけれど。
県警、すいぶんと荒っぽいというか態度が悪い。刑事部長が善人となった分、こちらに悪役をやってもらっているのでしょうか。右京さんに犯人を見つけてもらって、さぞ悔しかった事でしょう。
笑って転がっているイタミンが面白かった。亀ちゃんの妄想ですが。イタミンの中の人、お疲れ様です。その後にすぐイタミンと愉快な仲間が出て来るのと、特命係に協力して捜査資料を提供してあげるのが面白い。ツンデレ過ぎるイタミン。
おぼん・こぼん師匠、懐かしかった。

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