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第16回朝日杯将棋オープン戦 準決勝・決勝 観戦

☆もるがん☆

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有楽町朝日ホールにて開催された公開対局へ行って来ました。

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対局会場と大盤解説会場との二つがありましたが、今回は対局会場に参加。会場の入口でチケットホルダーを受け取ります。ずっと首にかけておかねばなりません。12階の対局会場、11階の大盤解説会場のどちらの会場の参加者か識別出来るようにです。抽選番号は最後の抽選会で使われます。

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ステージで準決勝の2対局を同時に行った後、大盤解説会場に移動して解説者と共に感想戦を行う流れ。お昼休みの後に、決勝。棋士の先生方も大変です。

向かって左が渡辺名人と糸谷先生の対局、将棋盤を上から見た画像が左側のスクリーンに映し出されます。右側が藤井竜王と豊島先生、同じく右のスクリーンに盤上が映し出されます。

先生と記録係の方々が着席、準決勝の対局が始まります。対局中は静かに観戦。真剣な先生方の緊張が場内に広がってゆくように感じました。私も拙い棋力で推移を見守ります。どちらも激戦。しかし渡辺名人の王の守りは堅く、糸谷先生の玉にバシバシと攻撃がされる。糸谷先生が渡辺名人に何かささやく。お二人が立ち上がり、ささっと退席。まだもう一局が続いているので、そちらへの気遣いですね。そして豊島先生が優勢、こちらもバシバシと藤井竜王を攻めるも、嫌な予感が。いきなり来ました、豊島先生の玉にバシっと。形勢は逆転、豊島先生が投了。

そういえば、卓上にはラベルをはがした水とお茶らしきボトルがあったのですが、藤井竜王の側には、伊右衛門濃い味も置かれていました。

対局者は階下の大盤解説会場に移動しての感想戦。解説は菅井竜也八段、聞き手は加藤桃子女流三段。菅井先生のパワーに会場は盛り上がっていたようです。菅井先生と加藤先生は対局会場にも登場、菅井先生は観客席に明るい笑顔を見せて下さいました。

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真横に近かった事もあったのですが、印象的だったのは豊島先生の左手でした。対局中にどちらかというとリアクションの少ない、静かな豊島先生ですが、先生の左手は、指がリズミカルに動いていたり、印を結ぶように曲げたり伸ばしたり、とても活発なのでした。目まぐるしく働く頭脳に連動しているのでしょうね。

準決勝と決勝の間の休憩は約45分。

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駅前の吉野家で、ささっとお昼をすませました。実は吉野家の店内で食べるのはほぼ初めてでした。先に食券を買うシステムではなく、楽天ポイントがたまるのも知りました。知識が増えるっていいですね。

持ち時間40分の早指しとはいえ、短い休憩で2局を指す先生も大変だと思いました。

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藤井竜王の優勝で幕を閉じた朝日杯。康光会長から賞状を授与。康光会長のお姿を拝見出来たのも今回の良かった所。

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色々と感じたものはありましたが、何よりも棋士の先生方の戦う姿を対局の最初から最後まで間近に見る事が出来た事は良い体験でした。棋力が乏しいというのに、ついつい考えてしまったのか、投了後は私自身もどっと疲れていました。廊下に出たら移動中の藤井竜王と豊島先生と鉢合わせしたりも。敗退したばかりだというのに、物販で売り子として糸谷先生。将棋の普及への熱意に頭が下がりました。

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終了後は、近くの交通会館へ移動。喫茶ローヤルでシナモントースト。

また当選したら、参加したいです。

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Posted by☆もるがん☆
将棋

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