ウルトラマントリガー エピソードZ 感想

ここでも、マナカケンゴォオオオオオオオオ!!
最終決戦から2年後の地球。平和を取り戻したはずの地球に、再び怪獣が頻出する。時を同じくして世界各地で相次ぐ、超古代遺跡への侵入事件。トキオカ新隊長(演:中村優一)を迎えたエキスパートチーム「GUTS-SELECT」は、「ライラー」と名乗るその一味を確保して調査を進めていた―。それはこの宇宙の運命を握る壮絶な戦いの序章だった。立ち向かう「GUTS-SELECT」、さっそうと駆け付ける「ウルトラマンゼット」、そしてその中心で奮闘する主人公マナカ ケンゴ(演:寺坂頼我)こと「ウルトラマントリガー」の前に、影を継ぐ最悪の巨人「イーヴィルトリガー」がその禍々しい姿を現す!みんなの笑顔を守るため、ウルトラマントリガーが、ハルキ(演:平野宏周)=ウルトラマンゼットやイグニス(演:細貝圭)=トリガーダークが、新生「GUTS-SELECT」のメンバーたちとともに、光と影の大決戦へと挑んで行く!
ケンゴがエタニティコアに取り込まれて2年後、再び地球に怪獣が出現するようになる。超古代文明を崇拝するライラーの暗躍。GUTS-SELECTの新しい隊長トキオカが、ケンゴを助け出す作戦を実行。目まぐるしく展開する物語。
突然やって来るウルトラマンZとハルキ。
セレブロが逃げ出したという。セレブロはライラーのイブラに憑りついていた。怪獣の出現は彼の仕業だった。そしてセレブロは他の人間に憑依して逃走。
ハイパーキーを失い、トリガーになれないと悩んでいたケンゴだが、ハルキと仲間の助けでハイパーキーを取り戻し変身が可能に。でもどうしてお化け屋敷にハイパーキーが?などと考えてはいけない。
クールなアキトがお化け屋敷が大の苦手とか、微笑ましいエピソードもあり。パワータイプのウルトラマン2人と怪獣2体とのタッグマッチなど遊びがいっぱい。
しかしハルキがセレブロに憑依されてしまい、Zが禍々しい姿に。片目だけ赤いZが分かりやすい。トリガーに襲い掛かるZ。ケンゴからスパークレンスとハイパーキーを奪ったハルキ(セレブロ)はライラーと祭壇で何やらやらかそうとする。そして何とトキオカはライラーの仲間だった。
トキオカは儀式を行おうとする。儀式を守るのは狂ったZ、助けてくれるのはいつも美味しい所でやって来るイグニス、ダークトリガーとなって戦ってくれる。
トキオカの正体はザビル、ユザレと共に闇と戦ってい仲間。どうやら逆恨みをしている模様。自分が光となる為に、ミツクニ会長を懐柔しセレブロと手を組んだ。儀式は成功し、イーヴィルトリガーが出現する。だがそれは光だと称するが、悪辣な意志を具現化したようなもの。2体のウルトラマンと対峙しダークトリガーは苦戦。
ケンゴはスパークレンスとハイパーキーを取り戻そうとする。バリアーの中に手を差し伸べるケンゴ、一緒にアキトも。ここもどうしてアキトが大丈夫だったのかと考えてはいけない。いいんだよ、そんな事は。ケンゴが再びトリガーとなり「たく、遅いって」とダークトリガーに言われるまでがお約束。
劣勢に落ち込むGUTS-SELECTの隊員の前に、タツミ”隊長”が現れる。戦う意志を取り戻した皆はトリガーとダークトリガーに向かう。光だというがあまりに禍々しいイーヴィルトリガー。
ハルキの心がセレブロと戦っている。ケンゴの励ましでセレブロから開放されたハルキ、Zとベリアロクと共にイーヴィルトリガーに向かっていく。自分を全知全能の光の神だと主張するザビル、倒れるトリガー。
トリガーをかばう人々、ユナの、ユザレの願いがエタニティコアにも届く。ケンゴはなぜトリガーが自分を人間として誕生させたのか、ケンゴは悟る。
「どんな光も、ひとりでは輝けないんだ。だから人間として生まれた!」
自分はウルトラマンになれるただの人間なんだと。
光、光といいながら闇っぽいエネルギーで巨大化したイーヴィルトリガー。3人のウルトラマンの共闘で倒されます。主題歌が流れたら、それは勝利のあかし。
セレブロはどうなったのかと思ったら、ヒマリがしっかり捕まえてました。
最後はケンゴと仲間達のパーティーで終わります。ひとりじゃない、皆を笑顔にしたいケンゴを笑顔にしてくれる仲間もまた必要なわけで。今、こうして見るとこのGUTS-SELECTも良いチームでしたね。
大味な部分もありますが、全体的にしっかりと作ってある印象です。特に特撮部分は。ザビルに関しては説明不足な点はありますが、そのあたりは、大きすぎる力を得た人間の悲惨な末路という事でいいのではないでしょうか。カレカレに騙されてもされなくても、彼は人間を救う存在にはなれなかったという事で。
この後にウルトラマンデッカーが来るのですよ。
そしてデッカーの物語のその後も、トリガーとデッカーは戦い続けているわけで。ニューゼネレーションではポンコツぶりで人気のZくんも、この作品では頼もしい存在でした。すっかりライダーや戦隊の影が濃くなってしまったウルトラマンですが、ウルトラマンらしさが感じられる作品でした。
TSUBURAYA IMAGINATIONにて鑑賞
STAFF
監修 塚越 隆行
監督 武居 正能
脚本 根元 歳三
チーフプロデューサー 北浦 嗣巳
プロデューサー 村山 和之
撮影 村川 聡
照明 小笠原 篤志
録音 星 一郎
美術 木場 太郎
編集 矢船 陽介
キャスティング 島田 和正
アクションコーディネート 寺井 大介
VFX 三輪 智章
音楽 坂部 剛
製作 ウルトラマントリガー特別編製作委員会
劇場配給 バンダイナムコアーツ・円谷プロダクション
CAST
マナカ ケンゴ 寺坂頼我
シズマ ユナ 豊田ルナ
ヒジリ アキト 金子隼也
ナナセ ヒマリ 春川芽生
サクマ テッシン 水野直
タツミセイヤ 高木 勝也
イグニス 細貝圭
ナツカワ ハルキ 平野宏周
ライラー イブラ 安藤彰則
トキオカ リュウイチ 中村優一
シズマ ミツクニ 宅麻 伸
メトロン星人・マルゥル M・A・O
ウルトラマンゼット 畠中祐
ベリアロク 小野友樹

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