千鳥ヶ淵と靖国神社と玉子丼と

桜の季節、花曇りではありましたが、行って来ました。何処も桜が満開です。

そぞろ歩いては立ち止まり、スマホで写真を撮る人々でいっぱいでした。

暑すぎず、寒すぎず、桜の木の下でボートで遊ぶにも良い日だったと思います。

北の丸公園へと歩いて行きました。

立派な門です。重要文化財・田安門。 北の丸公園は、三代将軍家光の時代には三男長松や家光の乳母であった春日局、秀忠の娘千姫の屋敷があった場所。

観光客もいっぱいです。かつてはこの門をくぐり、武道館にライブやプロレスを観に行ったものでした。

靖国神社へ向かいます。

ここにも沢山の人々が。駐車場には何台もの観光バスが停まっていました。お参りするのにも行列です。粛々と並んで順庵を待ちます。その間にも桜はきれいで、並ぶのも苦になりません。

生命は美しくも不思議なものですね。

境内にある桜の標本木。これも写真を撮る人々が沢山いました。

桜の開花宣言の目安となる桜の木です。

刺繍御朱印(桜限定)
期間限定の御朱印。これが豪華で綺麗です。神社の紋と桜の部分が刺繍なのです。美濃和紙に刺繍がなされている期間限定の御朱印、書置きのみ。

靖國八千代食堂でお昼にしました。ここも混雑していましたが、外の席を取る事が出来ました。のどかな日和で良かったです。

特攻の母 島濱トメの玉子丼
何とも靖國らしい名前のメニューです。煮た玉ねぎを玉子でとじたシンプルな丼ですが、これが美味しい。島濱トメさんは陸軍の特攻隊のあった知覧の基地(海軍の特攻隊基地は鹿屋)のそばで食堂を経営していた方だそうです。知覧富屋食堂ホタル館に収益の一部が寄付されるとの記述がメニューにありました。当時は玉子は貴重品、闘いに向かう若者にせめて美味しいものを食べさせたいと、そういう想いがしのばれる丼です。

毎年巡ってくるものの、ほんの数日しかない桜の季節。

桜を堪能出来たお散歩でした。

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