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映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー 吹替版」感想

☆もるがん☆

mario

ゲームを知らなくても面白い、知っていれば更に楽しい!

世界を救うのは、兄弟の絆!?ニューヨークで配管工を営む双子の兄弟マリオとルイージ。謎の土管で迷いこんだのは、魔法に満ちた新世界。はなればなれになってしまった兄弟が、絆の力で世界の危機に立ち向かう。

絵もいいんですよ、キャラも背景も生き生きしている。

ゲームの爽快感もそのままに、お馴染みのギミックも上手く織り込まれている。話はシンプル、兄が囚われた弟を助けに行く。それでいいんですよ、そこにたどりつくまでに数々のステージがあるのです。ゲームを楽しんでいる気分にさせてくれます。

マリオが日本語をしゃべっていても、全然違和感がない。

当たり前だが声優は凄い。声の職人なのですよね。そして脚本も単なる翻訳ではなく日本語版をちゃんと作る所から始めたというのも凄い。こだわりですよ、それが正当なこだわり。

昨今の映画の悪い所がない稀有の映画。思想の押し付けもタレントごり押しも地雷吹替もなし。そういう余計な事を感じずに純粋に映画を楽しめるという事が、今やどんなに難しい事になってしまったのか。親子が気兼ねなく楽しめる映画、それがどんなにか貴重になってしまったのかと、あらためて思い知ってしまうのです。

どうして原作を無視して自滅していく映画を量産するのだろう。内容や設定の改悪に酷いキャスト、原作へのリスペクトを欠片も感じない映画と称するモノ。原作嫌いを公言する監督に良い映画が作れるわけがないと素人でも思うし、素人の耳にも辛い棒読みが作品を破壊するがままにしておけば、客は離れて行ってしまうと、どうしてわからないのだろう。

それらとはまったく無縁の映画があって良かった、心から良かったと言いたい。

Nintendo® and Illumination present The Super Mario Bros. Movie Official Storybook

The Super Mario Bros. Movie

STAFF
監督 アーロン・ホーバス マイケル・イェレニック
脚本 マシュー・フォーゲル
原作 『スーパーマリオ』(任天堂)
製作 クリス・メレダンドリ 宮本茂
音楽 ブライアン・タイラー
製作会社 イルミネーション 任天堂
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ  東宝東和

CAST
マリオ クリス・プラット 宮野真守
ルイージ チャーリー・デイ 畠中祐
ピーチ姫 アニャ・テイラー=ジョイ 志田有彩
クッパ ジャック・ブラック 三宅健太
キノピオ キーガン=マイケル・キー 関智一
ドンキーコング セス・ローゲン 武田幸史
クランキーコング フレッド・アーミセン 楠見尚己
カメック ケビン・マイケル・リチャードソン 浦山迅
スパイク セバスティアン・マニスカルコ 間宮康弘


ウルトラマン好きには、マリオとルイージはゼロ師匠とポンコツZくん。それが兄弟と重なり、微笑ましく感じてしまうのです。そういう楽しみ方もありという事で。

エンドロールの後に登場したタマゴを見て「あ、ヨッシーだ!」と隣のお子様が叫んでいました。次回作はそれでしょうか。

nm

来場者特典のハテナブック。全4種類。

nm

ステッカーはルイージでした。

nm

ブックは03。中にはキャラクターの説明がされています。ネタバレもあるので映画鑑賞後に見るように推奨されています。

10

マンマミーアなパンケーキが美味しそうだったので、帰りにバビーズでパンケーキを。

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