映画「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル[吹替]」感想

話は1944年から1969年へ。
アポロ11号の月面着陸で沸く地球の上で、インディは過去の冒険からの因縁に巻き込まれており・・
ジョン・ウィリアムズの音楽がいい。あのテーマが流れると何はなくとも盛り上がる。最初の若い時の話から今の老いを全身に見せたインディへと繋いでいくのもいい。マッツも若い時はまだ気弱で、後の冷酷さとのギャップも楽しめていい。でももう少し短くても良かったのでは。
話に乗り切れなかったのは、旧友の娘ヘレナが徹底的に感情移入の出来ない性悪女だったから。引き取った少年にも悪事を教え込んでいる。カネ、カネ、カネ。インディに近づいたのもそのためだった。とにかく不快でしかない存在。最後は良い人ぶっていたけれど、それで許せる程度の不快さではなかった。
別居していたマリオンとまたよりを戻すのは結果オーライ。
息子がベトナムで戦死とあっけない。これは中の人の問題で、こういう設定にせざるを得なかったようですが。インディ・ジョーンズはひとりだけしかいないので、これはこれで良かったのかも。二代目などと襲名するものでもないし。
マッツ・ミケルセンがとにかく良い。マッツを見ているだけで映画代分は楽しんだと思う。
Indiana Jones and the Dial of Destiny
STAFF
監督 ジェームズ・マンゴールド
脚本 ジェズ・バターワース ジョン=ヘンリー・バターワース ジェームズ・マンゴールド
原作 ジョージ・ルーカス フィリップ・カウフマン
製作 キャスリーン・ケネディ、フランク・マーシャル、サイモン・エマニュエル
製作総指揮 スティーヴン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス
音楽 ジョン・ウィリアムズ
撮影 フェドン・パパマイケル
製作会社 ルーカスフィルム ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ ウォルト・ディズニー・ジャパン
上映時間 154分
CAST
インディ・ジョーンズ ハリソン・フォード 村井國夫
ヘレナ・ショー フィービー・ウォーラー=ブリッジ 坂本真綾 旧友バジルの娘
ユルゲン・フォラー マッツ・ミケルセン 井上和彦 元ナチスのロケット科学者
レナルド アントニオ・バンデラス 大塚明夫 インディの旧友
サラー ジョン・リス=デイヴィス 宝亀克寿 インディの友人
バジル・ショー トビー・ジョーンズ 佐々木睦 インディの旧友
テディ イーサン・イシドール 木村皐誠 ヘレナの相棒
クレーバー ボイド・ホルブルック 中村悠一 ナチスの残党でフォラーの右腕
ウェーバー大佐 トーマス・クレッチマン 根本泰彦 フォラーの元上司
メイソン シャウネット・レネー・ウィルソン 藤田奈央 CIAの捜査官
ハウケ オリヴィエ・リヒタース 安元洋貴 ナチスの残党でフォラーの部下
マリオン・レイヴンウッド カレン・アレン 戸田恵子 インディの妻ジャバリ アマラ・カーン 伊奈聖嵐
時間の関係で吹替版に。吹替は問題なし。地雷がなくて良かった。

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