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スーパー歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 ヤマトタケル 感想

☆もるがん☆

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天翔ける心、それがこの私だ!

「スーパー歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 ヤマトタケル」観て来ました。何度も見ている演目、三代目、四代目、そして今回は中村隼人さん。元の梅原猛の脚本がヤマトタケルの有名エピソードを拾い上げて心地良く紡いでいて、それを初演に立ち返ってという事だったので、期待しての観劇でした。

伝説の英雄にぴったりの隼人さんのすらりとした立ち姿、堂々とした主役。見栄えの良い激しい殺陣も多かったし、最後の宙乗りといい、とても体力を使う舞台。どうか最後までお身体をお大切に。

弟タケルの錦之助さんとの親子共演も。かつてヤマトタケルを演じた父が同じ舞台にいる事は隼人さんにとっても心強い事であったでしょう。そして父から”ヤマトタケル”の名を与えられるという、これは胸に沁みるものがありましたね。

米吉さんの姉妹の演じ分けも良かったです。覚悟を決めた弟の姿も。そして寿猿さん、猿弥さん、笑三郎さん、笑也さん、門之助さん等、長年スーパー歌舞伎を支えて来た役者さん達、もちろん新しい顔も精一杯に。きらびやかな衣装、大がかりな舞台装置、観て楽しい舞台でした。

ヤマトタケルと名乗る事になった時、背後から昇る赤い太陽。

印象に残る演出がいくつも。見せるというか魅せるというか。舞台の上の可能性、舞台の上の美しき幻想、限られた場所なのに無限に思える。舞台の上に観たいものがあふれての数時間、なんと幸福であった事か。

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ヤマトタケルの変遷に連れて衣装の色も変わってゆく。初々しく純白だったものが、だんだんと様々な色を帯びていき、傲慢となった時には金ピカになる。そして天翔ける心を取り戻し、白鳥となり再び純白に。

ヤマトタケルという素材がとても想像力を刺激するものであるのも大きい芝居。神話好きなら幾つもの記憶が浮かんでは消える事でしょう。やまとは国のまほろば・・さねさし相模の・・ついつい口ずさみたくなってしまう。伊勢の神宮の静謐やら、草薙剣の伝説やら。そしてこれまで観たヤマトタケルの舞台の記憶も絡み合って、観劇の良いお供として、そのようなものがタケルの魂の雲のように、心に流れ込んで来るのです。

やはりヤマトタケルは特別な舞台。色々な意味で満足の舞台でした。

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新橋演舞場

小碓命後にヤマトタケル/大碓命 中村 隼人 市川 團子(交互出演)
兄橘姫/弟橘姫 中村 米吉
帝 市川 中車
皇后/姥神 市川 門之助
タケヒコ 中村 福之助
ヘタルベ 中村 歌之助
犬神の使者/琉球の踊り子/新朝臣 嘉島 典俊
ヤイラム 市川 青虎
老大臣 市川 寿猿
倭姫 市川 笑三郎
国造の妻 市川 笑也
熊襲兄タケル/山神 市川 猿弥
帝の使者 中村 隼人 市川 團子 市川 青虎(交互出演)
尾張の国造 中村 錦之助
熊襲弟タケル 中村 錦之助 中村 歌之助(交互出演)
みやず姫 市川 笑野 市川 三四助(交互出演)

今回はヤマトタケル役:中村隼人 熊襲弟タケル役:中村錦之助 帝の使者:市川團子 みやず姫:市川笑野の配役。


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新橋演舞場 雪月花 特製幕の内弁当

替わり鉢
蕗の薹の天ぷら~田楽味噌 そら豆の白和え ローストビーフ
八寸
特製玉子焼 焼蒲鉾 鰤照焼き 有頭海老 はじかみ ホタルイカ生姜煮 鮭の昆布巻き 筍木の芽和え わさび菜のお浸し
煮物
菜の花 筍 花人参 黒蒟蒻 里芋 オクラ
甘未 おはぎ
御飯 白飯 ふりかけ 香の物


新橋演舞場の雪月花のお弁当の事前予約が出来なくなっていました。3種あった幕の内弁当も1種類に。演目に合わせた特製弁当もなし。コロナ禍の前に比べてはならないとは思いますが、やはり寂しい。

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新橋演舞場の2階には衣装が飾られていました。

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お土産はクリアファイルとミニゴーフル、筋書も購入。

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