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Prime Video 沈黙の艦隊 season1 全8話 感想

☆もるがん☆

10

かわぐちかいじ先生の名作。劇場版の先、東京湾を脱出するまで。

シーズン1エピソード1 - やまなみ圧潰

海上自衛隊の潜水艦「やまなみ」が米原潜に衝突し、艦長の海江田四郎を含む全76名を乗せて圧潰した。事故を不審に思った海自ディーゼル艦「たつなみ」艦長の深町洋は、衝突時の録音データを解析する。


大沢さん、海江田だ。

シーズン1エピソード2 - シーバット浮上

海江田が奪った最新鋭の原子力潜水艦「シーバット」は、テロリスト撃沈を図って集結した米第7艦隊の目前に浮上した。そこで海江田は驚くべき宣言をする。

シーズン1エピソード3 - 海江田VS深町

海江田の宣言をうけて頓着状態の海域に、深町の乗るディーゼル艦「たつなみ」が到着。海江田を止めようと、深町は「シーバット」に乗り込む。

シーズン1エピソード4 - 戦闘開始

海江田は、遂に米軍との戦闘を開始。第7艦隊の原潜3隻が「シーバット」に迫る。官房長官の海原渉は、米大統領ベネットとの首脳会談へ向けて動き出す。

シーズン1エピソード5 - 日米首脳会談

日米首脳会談が開かれるが、両国とも互いの主張を譲らない。一方、「シーバット」を護衛するため出動した沼田指令率いる海自第2護衛隊群へ向け、米第3艦隊は対潜ミサイルを発射する。

シーズン1エピソード6 - シーバット、東京湾へ入港

米第3艦隊との戦いを終え、海江田は日本と同盟締結すべく東京湾へ入港する。日本政府は、極秘のシーバット計画に始まった一連のいきさつを国民へ発表する。

シーズン1エピソード7 - やまとVS日本、同盟交渉

会談の場に姿を現した海江田。「シーバット」改め独立国家「やまと」と日本との同盟交渉の様子は全世界に報道される。会談終了と同時に、ベネット大統領はやまとをテロリストと認定して撃沈の命令を下す。


サザンクロスとやまとを護るたつなみの激闘がいい。

シーズン1エピソード8 - たつなみ航行不能 【シーズン1最終話】

やまとを抱いた海自の浮きドック「サザンクロス」は、米軍の攻撃により沈没を始める。沈み切る前に脱出しようとするやまと。身を呈して「やまと」護衛に奮闘した「たつなみ」が、ついに航行不能に陥る。


力を振りかざす米軍からの攻撃、沈みゆくサザンクロスからのやまとの脱出。手に汗握る攻防、奮戦するたつなみ。自由の海へ出る為の戦いに響き渡るモーツァルト40番。それは希望か絶望か。いいね、こういうの。そして後ろ手の海江田の指がかすかに動く。交響曲のリズムに沿うかの如き指示。

味方を犠牲にしてもやまとを沈めようとするスタイガー司令官。やまとを撃とうとする深町、すべてを終わらせるために。だが米軍の潜水艦の攻撃に、深町はやまとの盾になる道を選び、被弾する。何度も繰り返された場面、どうやって全員を助けるのか。ここで、その答えを求めて来る。やまとはたつなみの救出に向かう。そして日本とアメリカの下した決断は・・

ラスト、モーツァルトのレクイエムの流れる中、やまとはニューヨークを目指す。次なる嵐が待つと知りながら。

沈黙の艦隊(3) (モーニングコミックス)

原作既読。

奇跡の出来のドラマ。映画並みの映像、内容も原作をリスペクトしつつ現代に合うようにしています。アニメ版の方が戦記物としての隙はなかったけれど、実写だとどうしても人間ドラマを入れ込まないと間が持たないので、入江兄弟やたつなみや政治家周辺のドラマを膨らませています。

海江田とやまとの乗組員がいい。

ぶっちゃけ主題歌とニュースキャスターはいらないと思うけれど、これは良くあるクライアントを納得させる為みたいなものでしょう。こんな有名人を使いますよ的な。そのあたりはギリギリ妥協しながらも、かわぐちかいじの世界を忠実に描こうという作り手の熱意が伝わって来る。原作を意識した構図も多い。

覚醒する竹上総理大臣の笹野高史さんがいい。

単なる傀儡だったのが己の意思に役割に目覚めて、海原達とアメリカを相手取り、やまととの条約を締結する。彼の願いは野心ではない。平和である事、戦争をしない事。海江田と根底では同じ。その道筋は異なるとしても。

戦闘シーンも魅せてくれる。

実際にあんなにミサイルを撃ったら逆に互いに誘爆するらしいが、そのあたりは絵的なものがあるのだろう。艦隊を見せる時も艦同士が近すぎるようなものもあったけれど、その方が映えるからだろうし。映像の嘘を上手くついてくれている。

池頼広さんの音楽もいい。

私には相棒やタイバニでお馴染みの池さんの音楽。モーツァルトの41番と40番と共に、艦隊の、人間の、様々な戦いと葛藤を、悲哀と情感をこめて彩ってくれる。サントラ欲しいな。

シーズン1はやまとがサザンクロスでの補給を終え、米軍の攻撃で沈みゆくサザンクロスから脱出するまで。この先も長い。海江田がベネットを庇う時までは難しいとしても、出来るだけ先までこのドラマを作って欲しい。シーウルフとの対決は観たい。

新装版 沈黙の艦隊(1) (KCデラックス モーニング)

沈黙の艦隊 THE SILENT SERVICE

STAFF
監督 吉野耕平
脚本 高井光
原作 かわぐちかいじ
製作 大沢たかお 松橋真三
音楽 池頼広
主題歌 Ado「DIGNITY」楽曲提供:B'z
制作会社 クレデウス
製作会社 Amazonスタジオ
配給 東宝

CAST
海江田四郎(原子力潜水艦「シーバット」艦長)大沢たかお
山中栄治(「シーバット」副長)中村蒼
入江覚士 (「シーバット」IC員) 松岡広大
溝口拓男(「シーバット」ソナーマン) 前原滉
ローガン・スタイガー(太平洋艦隊司令官)アレクス・ポーノヴィッチ

深町洋(ディーゼル潜水艦「たつなみ」艦長)玉木宏
速水貴子(「たつなみ」副長)水川あさみ
南波栄一(「たつなみ」ソナーマン)ユースケ・サンタマリア
入江蒼士(海上自衛隊隊員) 中村倫也
赤垣浩次 (統合幕僚長) 手塚とおる

竹上登志雄(内閣総理大臣)笹野高史
海原渉(内閣官房長官)江口洋介
影山誠司(外務大臣)酒向芳
曽根崎仁美(防衛大臣)夏川結衣
舟尾亮子(官房長官秘書) 岡本多緒
海原大悟(内閣官房参与)橋爪功

ニコラス・ベネット (アメリカ合衆国大統領) リック・アムスバリー
市谷裕美(ニュースキャスター)


艦長のアクセントが「か」でなく「ち」にあるのや、潜水艦のリアリティを出すための各所の工夫に海自の協力の成果が見られるような。それも映画の魅力を増したのかも。

モーツァルト: レクイエム (SHM-CD)

モーツァルトのレクイエム、カール・ベーム版が好き。

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