fc2ブログ

映画「デューン 砂の惑星 PART2 IMAXレーザー・字幕」感想

☆もるがん☆

Dune

その惑星の名は、デューン(Dune)

デューンとはアラキスと呼ばれる惑星の元々の名前、フレーメン達が呼んでいた名。ポールがそれを初めて口にするのは、この砂漠の惑星の救世主としての決意をした時なのですよね。とても印象的な場面です。

最初は宿命から逃げ回っていたポール。断片的に視る未来を恐れて。しかしハルコネン家の攻撃に次第に追い詰められていく中で、遂に「命の水」を飲んで、その能力を覚醒させる。そしてアトレイデス家の過去を知る事になる。同時にフレーメンの民を率いて星の支配を取り戻す戦いへと向かっていく。

セール中…ティモシー シャラメ直筆サイン入り2Lサイズ写真…ボーンズ アンド?

良家のお坊ちゃんだったポールの成長の過程と、重要なスパイスの産出地を支配しようとする陰謀と勢力争いと。

決意をしてからのポールの変貌ぶりも凄い。ティモシー・シャラメの熱演です。彼を影で支える(操る?)母親のジェシカもいい。一人の女性が教母になっていく。最初はポールの命を救う為に引き受けたのに、それすらも彼女の目論見のうちにあったような。刺青の増えていく様子、素顔を隠しながらもきらびやかになっていく衣装も彼女の周囲からの崇拝度と比例していて。フレーメンの生活の様子も丁寧に描かれていますね。厳しい日常を信仰が支える。

ミラクルボイスの説明はほぼなかったけれど、突然エフェクトのかかる声と相手の態度で”支配される”のが伝わりますね。

チャニはポールが皇女イルーランを娶って皇帝となる事を宣言した事で裏切られた気持ちになるのですが。ポールとしては砂漠の民と星を救う為の選択、愛と政治の皮肉な二面性です。

ジェシカのお腹にいる妹アリアは、母が「命の水」を飲んだ為に胎児ながら不思議な力を持つようになり、母や兄に助言するようになります。それもドラマの神秘性を盛り上げます。この先に即位を認めない多くの領家との戦いが待つポールの力となってくれそうです。

ハルコネン男爵の甥フェイド=ラウサ、何処かで観たと思ったら「エルヴィス」のエルヴィスでした。白塗りで残虐さを強調されたラウサですが、薬で相手を弱らせたり、抵抗出来ない召使相手にインチキ無双して来た彼では、激戦を戦い抜いて来たポールにかなわなかったのは当然でしょう。なかなかインパクトのあるキャラでしたが。

IMAXで観るに相応しい圧倒的な砂丘の景色と戦闘シーン。砂虫の地響きも兵器の爆音も身体に響く環境で感じたい映画。スパイス生成に関わる砂虫のために砂漠と化していく大地の広がり、薄布をなびかせる熱い風すらも感じられるような。モダンアートのようなスタイリッシュな映像。白塗りは懐かしの寺山修司を思い出しました。

敵の兵士の身体がすっと宙に浮かび、次々に崖に沿って飛び上がって行くシーンもいい。

ドゥニ・ヴィルヌーヴの世界 アート・アンド・ソウル・オブ・デューン 砂の惑星PART2

Dune: Part Two

STAFF

監督 ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本 エリック・ロス ジョン・スペイツ ドゥニ・ヴィルヌーヴ
原作 フランク・ハーバート『デューン』
製作 メアリー・ペアレント ドゥニ・ヴィルヌーヴ ケイル・ボイター ジョー・カラッチョロ・Jr
製作総指揮 トーマス・タル リチャード・P・ルビンスタイン 
音楽 ハンス・ジマー
撮影 グリーグ・フレイザー
編集 ジョー・ウォーカー
製作会社 ワーナー・ブラザース レジェンダリー・ピクチャーズ
配給 ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ

CAST
ポール・アトレイデス ティモシー・シャラメ 入野自由
チャニ ゼンデイヤ 内田真礼
レディ・ジェシカ レベッカ・ファーガソン 皆川純子
ガーニイ・ハレック ジョシュ・ブローリン 大塚芳忠
フェイド=ラウサ・ハルコネン オースティン・バトラー 木村昴
皇女イルーラン フローレンス・ピュー 早見沙織
グロッス・ラッバーン デイヴ・バウティスタ 立木文彦
シャッダム4世 クリストファー・ウォーケン 池田秀一
レディ・フェンリング レア・セドゥ 藤井ゆきよ
ウラディミール・ハルコネン男爵 ステラン・スカルスガルド 勝部演之
ガイウス・ヘレン・モヒアム シャーロット・ランプリング 野沢由香里
スティルガー ハビエル・バルデム 大塚明夫
シシャクリ スハイラ・ヤコブ
アリア・アトレイデス アニャ・テイラー=ジョイ


クリスチャン ディオール CHRISTIAN DIOR デューン オードトワレ EDT 100mL 香水

あの砂丘の広がりを見ると、やはりディオールの「Dune」の香りを思い出す。私の中ではスパイスはあの香り。

デューン 砂の惑星〔新訳版〕 上 デューン・シリーズ (ハヤカワ文庫SF)

ポールの物語は皇女イルーランの記したものという設定。

原作は人の未来を見守る事が主題のひとつでもある膨大な物語。人が未来に繋いでいく血筋もひとつの要素。アトレイデスとハルコネンの正当な後継者である事もポールが帝位を主張する根拠になるのですよね。

ポールの子供達、そしてその先の物語も映像化される事があるのでしょうか。ポールとハルコネンと皇帝の物語に焦点を当てた為に、この映画でははぶかれた他の存在や勢力なども含めて。血と信仰と権力欲と。何千年経っても絶えることのない争いと。


ブログランキング・にほんブログ村へ
fc2が不調の際はお手数ですがミラーブログをご利用下さい
Posted by☆もるがん☆
映画

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply